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橘花抄 Tachibanas flower story

葉室麟の『橘花抄』を読みました。
この作家は、いつもながら、この小説も良かったです。
江戸時代、九州、筑前黒田藩での時代小説でした。

主人公は、未婚の女性でした。
両親を亡くし、黒田藩の重役に引き取られた女性は・・・。
あまりの悲嘆さに失明して・・・。
前藩主と、現藩主と、家老や重役などで、争いがあり・・・。
二刀流の剣士への思い・・・。

兎に角、清らかに生きて、清らかな恋をして。
争いの中にあって、美しく生きる、主人公があって。

読みやすく、話の展開が良く、読書の楽しみが充分にあった小説でした。
私の読後評価は、満点の5☆に近い、4☆です。
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