goo blog サービス終了のお知らせ 

遣隋使がみた風景 The scene of Kenzuishi

気賀澤保規の『遣隋使がみた風景』を読みました。
古代の人物に関する講義を受講しており、遣隋使について興味を持ったことから、この本を読みました。

書かれていたポイントは、

*遣隋使の派遣回数には諸説があり、3回説~6回説がある。
*隋は律令と仏教の2本の柱を通じて、初めて東アジア世界に共通する政治をきずいた。
*600年に最初の遣隋使を派遣した。
*600年の遣隋使により、その後の、推古朝の一連の改革、近代化に繋がった。
*603年に小墾田宮(おはりだ)の造営、同年冠位12階の制定、604年17条憲法が発布された。
*小墾田宮(おはりだ)では、中国の王宮にならった王宮が初めて造営された。
*17条憲法の2条の仏教の帰依は、推古朝における仏教興隆策をよく表している。
などでした。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )