陽炎の門 The gate of shimmer light

葉室麟の『陽炎の門』を読みました。
この作家の小説は、初めて読みましたが、良かったです。
他の小説も読みたいと思いました。

歴史小説です。
貧しい武士、親を早く亡くして、孤独な武士が主人公です。
職務において冷徹非情で、若くして執政の座に上った武士が・・・。
若い時に、派閥抗争で親友を裏切り、親友は切腹することになったと・・・。
後年、その親友の娘を妻にすることになったが・・・。
主人公を落としいれようとする動きが・・・。

主人公は冷静で、沈着で、臆することもなく、いい!

ドラマテイックな展開はないが、読み易い小説でした。

私の読後評価は、4☆です。
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