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大いなる暗愚 Big Foolish

藤原正彦の『大いなる暗愚』を読みました。
エッセイ集でした。
この作家は、私の好きな作家の一人です、『国家の品格』や『若き数学者のアメリカ』など、好きな本が多数あります。

「近世・近代の歴史」を受講した時の友人であるひで坊が、この本のことを彼のブログで書いており、読書感想が最高点で良かったことから、この本を読みました。

ウイットに富んだ内容で、面白い、時々、くすくす笑いをしながら読みました。

日本の美徳、一方、迎合主義や市場万能主義の愚かさ、日本とアメリカ、英国の国民性など、この作家の考えを、真面目に、しかも、ウイットを加えて、書かれていました。
この作家の思い込みが強くでていましたが、経験と知識に裏づけされた見解であったので、なんら問題なく、すっと読めました。(そこは、ちゃうやろというのは、全くありませんでした。)
やっぱり、私はこの作家が好きなのだろうと、思いました。

読みやすく、すぐ読み終えられます。
私の読後評価は、ひで坊の評価と同じく、最高の5☆とします。

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