息子の大学の今年度卒業式の中止が発表された
・卒業式は中止だけど、各学科に分かれて行う授与式はやる。
・授与式だけなので、保護者の方は出席ご遠慮ください。
ということらしく
ここにきて、他の大学もつぎつぎ中止を発表しているとの事
「もちろん、「自粛による」という考え方もあります。
罹災された学生さんも数人確認が取れていますし、まだ連絡が取れてない学生さんもいらっしゃいます。
ただ、一番大きいのは「現段階では安全性の確保が難しい」ということ。
卒業式は、アリーナに3000人以上入れた一つの空間になります。
余震が頻繁に続くこの状態で、もし余震が起きた時に着なれない袴や振り袖を来た学生さん、祖父母も含めた保護者3000人を安全に誘導することが難しい。
多分無理です。
また、計画停電やガソリン不足による「交通手段の確保の難しさ」も関係しています
本当なら「中止」ではなく「延期」にしてあげたいし、延期することで「ほら、大丈夫だったじゃないか」ということになるかもしれません。
ただ、不安定で不確定要素が多すぎるこの状況で、「延期」の判断がはたしていいことなのか。
それらを踏まえた上での「卒業式中止」です。」
(大学職員の個人的ブログサイトから卒業式中止についての説明)
いまだ、余震の続く現場での判断だ
で、本山御遠忌
昨日はあんなことを書いたが
今の状況下
世間とは無関係に思われている宗教行事が
まさにその関わりとの渦中で
どんな力を持ちえるのか・・・・
いや、本来持っているはずの力を
再認識できるかもしれない・・・・・。
頑張りどころなのかもしれない・・・・・。
実際問題、
被災された方や、関係者の方々はもちろんそれどころではないであろうし
自粛という思いの強い方
遠距離移動のリスクや問題
それぞれの判断だし
どこまで予定通りのことが出来る出来ないはわからない
直前の不測の事態に対応するスタッフも大変だろうけど
宗門として判断して行う御遠忌事業を、世間の言葉でちゃんと発信して欲しいと思う
なにやらいつも内輪向けの定型句
何となくわかったような、わからないような表現ではなく
人々の心に触れる「今の言葉」を探し伝えて欲しい
いやいや当山も発信しなければならんのである