寺嫁な日々

嫁・妻・母・坊守として日々感じた事、大きな声じゃ言えない本音の所・・・お話しします

役員会

2009-09-19 02:00:35 | 
秋彼岸会の初日終了後は
毎年、定例役員会です


主に当山の会計報告、次年度の予算案についての話をします




嫁いだ頃
つまり爺ちゃんが住職だった頃
役員会は「住職の良きように、私達はよくわからんからお任せします」って感じで
住職が提案→役員全員一致で承認
とある意味安気なものだった



が、
最近の役員会は揉める
繰越金の使い方
納金の振り分け、金額
懇志金の意味
ご依頼金について徹底的に内訳の説明を求められる
予算・決算使途の是非
他、ほんとアレコレ

対立意見も沢山出るが、
みんなが発言、話し合いを放棄しない
いい感じだ、
しんどいけど健康的だね



こんな時代だ
少なくとも信仰心を懇志に換算、強制するような事はしたくない

「懇志教団」の意味を門徒全体で考えるいい会になるといいなと思う

法座で

2009-09-19 01:21:36 | 子育て
彼岸会初日

本派の布教師さま
ここは本来感心するとこじゃないかもしれないけど
「法話、上手いなぁ」


孤児院(・・・・という言い方は今はダメなのかな?)に勤められて居た方の話から
親が居る子と、居ない子では泣き方が違う
親が居る子は親を親を求めて激しく泣く
これは親が居るからこそ出来る泣き方
親が居ない子は、声を殺してすすり泣く
・・・・呼ぶ親が居ないから

というお話から
南無阿弥陀仏は私達真宗門徒の親様
南無阿弥陀仏と称えるのは、その存在を確かに自分の中に認める証
という展開に


実は前日Pと激しく親子バトルした直後だったので
(夫からも指摘されたことだけど、冷静に振り返ってみて
親離れしようとしてるPを私がいつまでも可愛いPちゃん扱いしようとしたことが、つまりは原因・・・・猛反省
で、
親としてこんな私ってどうよ・・・って凹んでた自分に
「親を求めてるから、存在を認めてるから
 大きな声で怒鳴る、俺は怒ってるぞアピールをする、挑発的態度をとる」
って思い起こさせるくだりでは
もう心がいっぱいいっぱいで・・・・・
正直そのあとの「南無阿弥陀仏」所ではなかったです・・・・

前に座っていた夫曰く
「泣いてるんじゃないかって、振り返ろうかと思った」

鬼の目に涙を見てみたかったらしい