天皇陛下の靖国神社御親拝を希望する会会長

日本人の歴史認識は間違っています。皇紀2675年こんなに続いた国は世界の何処を探しても日本しかありません。

西村宮内庁長官と統帥権の干犯

2021-07-01 15:44:00 | 時事


統帥権の干犯とは?以下にコピペするが、簡単に言えば、天皇陛下の大権を犯すことである。

1930年(昭和5)ロンドン海軍軍縮条約の政府回訓決定の是非をめぐっておこった憲法論争。
明治憲法は、国務と統帥の一元化を究極的には天皇によって実現すべきことを規定していたが、天皇自身は立憲君主の分限を厳守し権力の統合者になろうとはしなかったため、国務機関(政府)と統帥機関(軍部)の権限をめぐる争いは熾烈を極めた。条約批准にあたり、条約反対派は、政府が海軍軍令部の承認を得ずに兵力量を決定することは統帥権の独立を犯すものであると政府を批判し、他方政府側は、兵力量の決定権は政府側にあるから統帥権干犯ではないと応戦、両者の主張は平行線となった。浜口雄幸(おさち)首相は条約反対派の加藤寛治(ひろはる)軍令部長、末次信正(すえつぐのぶまさ)同次長を更迭することにより事態を収拾、条約批准を終えたが、このことが軍部、民間右翼に与えた影響は大きく、後の浜口首相狙撃(そげき)事件、若槻(わかつき)礼次郎男爵・小山松吉法相暗殺未遂事件などの遠因となった。

軍隊を指揮監督する最高の権限を統帥権と言う。干犯は干渉し、権利を犯すことであり、統帥権の干犯は天皇の大権を犯すことである。

つまり西村宮内庁長官は天皇陛下が『東京オリパラによるコロナの感染拡大を懸念していると
拝察される』とし、勝手に陛下のお気持ちを政治利用したのだ。

宮内庁長官如きが自分の思い込みで勝手に解釈することは最高の権限を犯したのであり、何ら統帥権の干犯と変わらないのである。


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