
道南恵山薬師堂前の噴石川原の雨上がり
水の流れと射しこむ光

混沌としたころも

火山活動の続く恵山

噴石とハイマツの入り組み

海向山の間に広がるカルデラ草原

鹿さんがあちこちに

草原と岩山の境には沢山の石仏


江戸時代、エトロフ島から日本海まで船の航路を築いた高田屋嘉平も
海上安全祈願の石仏を建てています

千島列島の「柔らかい金」ともいわれたラッコの毛皮を求めたロシア
太平洋の航路でゴロブニン事件で捕らわれ

囚われた嘉兵衛とリコルドは同じ部屋で寝起きし、「一冬中に二人だけの 言葉をつくって」交渉、
嘉兵衛はリコルドに、一連の蛮行事件はロシア政府が許可も関知もしていないという政府高官名義の証明書を日本側に提出するようにと説得、
その言葉を聞き入れたリコルドは嘉兵衛と共に日本に戻り、嘉兵衛を両国の仲介役として、
遂にゴロヴニン釈放にいたる和解を成し遂げました。

光と影の織り成す

噴石の川原を拡大

一瞬の刻を捉えられる者、気づかぬ他人の多さ。
画像から、森羅万象からもたらせる幾多の呟きが聴こえます。
拙ブログ、リンクを貼っておきます。
IDが無くとも、文章だけなので飛べると思えます。
気が向いたらお尋ねくださればうれしいです。
https://seihinnkyuureki.exblog.jp/
森羅万象の呟き、そう思いますね。人それぞれ受け取るものは、違うのかもしれませんが。
何か言葉にした時点で、変質してゆくものもあるような気がします。
季節のなかに、何か感じていけるといいですね。