図形曼荼羅好きな方 (^O^)/

ラピスラズリの蒼とトルコブルーの重なりに魅かれます。色と形は何かを現わすような気がします。

トーテム

2021-04-27 20:55:47 | 日記







シラフラ海岸の夕陽


個人または集団が,それぞれ特定の動植物と超自然的関係で結ばれている場合

それをトーテムと呼ぶ


そんなことを連想させるシラフラの永い年月かけて削られた堆積岩










沖合200mほど遠浅の海に点々と浮かぶ岩









開放的なのに包まれているような


水の永いハタラキの時間




いにしへには自然と会話することが普通のこと


穀雨の日に想い浮かべた


蝦夷富士 羊蹄山と 蝦夷富士 駒が岳が気脈で結ばれていると書いた後


いつもの鷲の木の海岸を訪ねると


初めは珍しく飛行機雲かなと眺めていたのですが







遠くに霞む羊蹄山から雲が流れています





中ほどにある羊蹄山拡大すると







時間を追うごとに










雲が羊蹄山から駒が岳へ流れ


しだいに羊蹄山の上にたなびく雲が延びています



35mmから17mmへ広角にすると













羊蹄山から雲が気脈を結ぶように延びてきました





自然や花鳥風月に万霊万物を想うこともおもしろきこと












きょうの満月






















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穀雨

2021-04-20 16:41:50 | 日記



暦便覧

雨降りて百穀を生化すれば也


種に命を宿す雨




穀雨の朝焼けを撮影しようと暗いうちに鷲の木に到着


北の空を眺めると


北斗七星と北極星がきれいに輝いています


いつも撮影している場所から北には蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山







右側の遠景に羊蹄山


鷲の木環状列石で北極星を祀ったら羊蹄山の方向




なんとなく東大寺のお水取りを思い浮かべました


1270年続く東大寺の修二会(お水取り)


「修二会」は2週間以上に渡る儀式・法要で構成される過酷な祈りの行


東大寺境内にある遠敷神社は、二月堂を象徴する行事「修二会」の中でもとりわけ有名な「お水取り」の儀式における主役とも言える若狭国の「遠敷明神」を勧請


若狭彦神社から遠敷川を遡ったところに神宮寺
若狭彦神社の神願寺として元正天皇の勅願で和銅7年(714)、泰澄(白山の開祖)の弟子によって創建
神宮寺に白装束の僧と山伏たちがホラ貝を吹きながら集まってきます。修二会は十一面観音(秘仏のため厨子)の前で行われます。境内で大きな護摩焚きが行われたあと、閼伽井屋で汲んだ香水をもって2㎞川上の鵜の瀬の河原へと移動。参列者も手松明をもって後に続きます。
二月堂閼伽井の水源となる鵜の瀬でも護摩焚きをし、やがて松明の火の海の中、神宮寺住職が送水文を読み上げ、香水を遠敷川へと流します。



古神道の山伏の祈りの行が仏教の行へ変わっていったような


その祈りは若狭から南へ100キロの奈良へ気脈を送る



いにしへには、北へ100キロほどの気脈を祈ったのかもしれない




なんとなくそんな連想をしながら明けて行く空を眺めてましたが



山が半分雲に覆われ2年前の画像を使いました



半分しか見えない景色は


コロナのベッドを用意すると言い


何がベッドの増えない原因か見えていない


気候変動に対応するために電動化すると言い


ブラックアウトや電磁波の異常に目を向けない


コロナの悪化するなかでオリンピックへの混乱へ進む


皇室への不信の道を見ずに進む人





そんな中でも目に見えぬものは変わらずあるとも想えました













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遺跡からの風景

2021-04-12 11:04:03 | 日記



鷲の木環状列石の方角から見える天の川


旧暦正月、山体崩壊する前ならば、頂に輝く太陽







遺跡からの風景には神話の元型を連想するシーンがあるように思えます



縄文の時代には、山や川海大地に心を向けていた



インディオは、かつて
「自分たちは太陽の子である」という神話を信じて生き
自分たちの祈りによって太陽が運行するという
強い誇りを持って生きているので、
「私が生きていること=太陽の運行を支えること」
「私が死ぬこと=太陽が昇らず、世界が真っ暗になってしまうこと」
というしっかりとした死生観を持っていた


アイヌの伝統的な信仰では
あらゆるものには"魂"が宿っていると考える
中でも、植物や動物など人間に自然の恵みを与えてくれるもの、火や水、 生活用具など人間が生きていくのに欠かせないもの、
天候のように人間の力の及ばないものなどを、 カムイとして敬う。
そして、この世界は、人間とカムイとが、 お互いに関わりあい影響を及ぼしあって成り立っている





ユングは、「現代社会は心を寄せるべき神話を失っている」


…と憂慮していたといいます



そんなことを思ったのは、Adoのうっせぇわを歌う幼子の映像


政治、経済、社会にうっせぇと一線を引く生き方


そのことに感情的にならず合わせながらも歌う



そんな姿が幼子の心にひびく














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清明

2021-04-04 12:20:16 | 日記



清明


万物が若返り、清々しく明るく美しい季節






















海、山、川に命が宿るとした





























そんな万霊万物の命を象徴するような水面の形





































捕らわれのない水心でありたい










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