図形曼荼羅好きな方 (^O^)/

ラピスラズリの蒼とトルコブルーの重なりに魅かれます。色と形は何かを現わすような気がします。

2018-07-27 22:19:24 | 日記


北海道は一月ほど雨や曇りの天気が続き久しぶりに晴れた夕陽の写真


晴れていても山間に雲が産まれるのだなと思っていました。


しばらく晴天が続き今日は地平線に雲が出て夕陽が楽しめそうと同じ場所に行きました








夕方着いた時はわずかな雲でしたが湧き出るように雲が広がっていきました。



麦畑はすっかり収穫され、草ロールがあちらこちらに置かれていました。



反対側の駒ヶ岳はわずかの時間で見えなくなり





湧き出でるる雲は、何か出雲を連想させます。








帰り道で満月が見られ、今日が満月であることを忘れていたことに気づきました。






職場では最終的な場所を移動する人や、止めることを選択する人の変わりを探すため


過去のご縁のある方に連絡をとったりで月の運行さえ忘れていました。








出雲の神様は幽冥主宰大神






過去の見えない積み重ねが眼に見える形で立ち現れる






出づる雲はそんなことを象徴しているような気がしました




















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もどり雲  雲をつらぬく魂

2018-07-22 19:50:17 | 日記



流 政之さんの訃報を知らせる番組で生前話していた場面 


 もどり雲は雲をつらぬく魂


と話されている映像が印象に残りました


戦中戦後を生き抜く魂を表現しているように感じました


零戦搭乗員として終戦を迎えた流氏の想いを現わした彫刻


それは重厚な岩の門を通り





石舞台で身をととのえ





弔うストーンサークルのマウンドの向こうに山を拝む





そのラインにもどり雲の彫刻が祀られています








開設された当初は、樹木も低く駒ヶ岳が大きく写っています






門に書かれたストーンクレージーの言葉






地底に眠る巨石を掘り起こし 心の形をとどめる異型の列石を

駒ヶ岳神話のなかに語り入れ ふりそそぐ気に包まれし聖地に

現代彫刻をあらたに調和させた神秘の空間をつくった






彫刻を通し いにしえの感性が子供に産まれることを願ったイサムノグチ


イサムノグチに四国の庵治石の産地を紹介した流氏


もどり雲の駒が岳の反対側にはちょうど


鷲の木環状列石が有ります


環状列石と駒が岳の間では広大な小麦畑の風景







なにかの気の流れの良いラインがあるようです












今日も駒ヶ岳の頂上は雲に覆われていました


魂が雲をつらぬくように


今年の山頂が雲にすっぽり覆われる風景が気になっていました









山の魂が雲と会話しているような気がします


山津波 噴火 いにしえには魂の現れとして会話していた


24節季の小暑に

梅雨明けが近く、本格的な暑さが始まる頃 

集中豪雨のシーズン


大暑

暑気いたりつまりたるゆえんなれば也

最も暑い頃という意味であるが実際はもう少し後

ですが今年は暦どおりの大暑



何か自然が語りかけているようです








縄文が色々話題になっていますが






心の地下に眠る魂の感性を磨くために 






土器や石器が産出されていた  そんな気がします












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夷王山に昇る龍

2018-07-13 22:03:15 | 日記



初めて写真愛好家の撮影会に参加してみました


あいにく目指す江差カモメ島は濃いガスと雨


今回の進行役の方は雨男だそうです。


雲海や岩山を探し、夷王山の麓の海岸に着きました


海から立ちあがる岩山に小さな鳥居がありその前でセキセイインコが囀っていました


写真の鳥居の50センチくらい前、辛子種のように写っています


この岩と鳥居の由来が少し先に解説されれていました。


この岩へ灯りをつけて登る龍の姿が見え、夷王山の上へ昇っていった


そこで神の道として祀るようになったと記されていました。


帰り道は相変わらずの雨でした


ところが翌日、2週間続いていた雨が嘘のように晴れ渡りました


ちょうど江差の上にかかっていた前線がスパット切れています


天気予報も一週間とおして雨だったのですが


インコが龍神様を償還してくれたのでしょうか?


雲は命の現れと思っていると色々な雲が撮影できるような気がします


龍は風水を司るハタラキの現れのように思えてなりません



江差の法華寺にある八方睨みの龍










独特の風格を感じます。






その昔、江差に向かう船は丘の上にある法華寺を目指して訪れたと言われています












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神話が無意識の象徴を示す

2018-07-08 09:49:17 | 日記




ユングの言葉


集合無意識は神話に含まれる普遍的なものを示す




神武天皇が龍神を象徴する国津神の系譜である母と妃と結ばれる

大国主命が日本を農業、漁業、医療、縁結びとして開拓され

国土を奉還し幽冥の世界に籠り主宰神となる

イザナギを追うイザナミが黄泉の平坂で菊理姫に囁かれ黄泉に引きかえす




古へにはかつてあった何かが失われたことを示しているような気がします。






鬼門に追いやられた丑寅の金神


その罪穢れを祓い国常立神の復活を預言した大本教





以前訪ねた出雲


心に染みた宍道湖の風景


広がるうみと湧きたつような島


幸魂、寄魂を養成し日本の国を開拓した大国主の命














失われた何かとは、魂を養う心



万霊万物と結ばれる心



悠久に魂は結ばれていること




困難の中に魂を磨くこと




出雲の国津神(龍)は悠久を育む魂






雨水はそう囁いているような気がします





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小暑  雨  龍

2018-07-07 17:35:37 | 日記




24節季  小暑   7月7日


梅雨明けが近く、本格的な暑さが始まる頃。  


集中豪雨のシーズン。




河川氾濫マップを見ていると龍体を連想されます


夏至からの2週間の天気に何かを感じます


夏至の日に静川十縄文遺跡を訪ね浮かんだイメージ


雨   龍   悠久





ブログを覗いていると


このところの天気に人々の集合意識の何かが立ちあがる


と書かれている方もおります


集合無意識を読み解くカギを神話に見出したユング


雨、洪水で国の体が動く


日本の国の初めとされる神武天皇


母親も妃も鰐族の国津神


八尋鰐を使役する大綿津見神の系譜


なぜ鰐(龍)と結ばれていることが強調されるのか?


八岐大蛇を退治したスサノオ


神の罪を背負ったとスサノオ


罪とは龍を諌めたこと?


神話とは夢のような逆説であり


螺旋運動の対極への反転









最近は縄文ブーム


東京国立博物館もニッポンの美の原点 縄文


縄文一万年から弥生を経て二千五百年の感性は


どう結ばれるか


土偶や土器の造形が注目されています













展示されていない石への信仰


祭儀が行われた環状列石は磨製石器と同じく研磨されています










縄文遺跡では大量の石皿と祭儀に使われた石斧、石鉾が発掘されます
















展示することのできない気脈水脈への信仰



鹿児島上野原縄文遺跡は、霧島連山と桜島を結ぶ地にあると紹介されています


縄文遺跡訪ねると


山並みを結ぶ気脈水脈の良い場所というのがわかります











縄文遺跡に現れる悠久に結ばれる感性



現代の建造物に五百年後に訪れようと思う場所があるだろうか








土の中に悠久を捏ね




石に悠久を磨く感性



縄文の感性を受け継ぐアイヌは洪水や地震にはラッマ(魂)が宿っていると考え


カムイと祭儀によって会話した




水が高きより低きに流れる映像


川が象徴する


一時の流れ


一時の利害で動く社会


悠久の命の流れに向けたらどう変わるだろう












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