樹上を飛び回るシジミ蝶の総称
ギリシア神話の西風の神 ゼピュロスに由来
ゼピュロスはヴィーナスの誕生に描かれる男性神
見る角度で微妙に輝きが変化


西日に当たると輝きを増す
夏の樹木の上を舞います
今日の夕方はアカシジミばかり舞っていました


雄同士、回転しながら舞いあがったり、舞い降りたり
しばらくの間円を描いています







夏を迎える神楽を舞うように
今日は、夏越大祓
大祓詞のなかほどに
天津神は。(あまつかみは。)
天の磐戸を押披きて天の八重雲を。(あまのいはとをおしひらきてあまのやへぐもを。)
伊頭の千別に。(いづのちわきに。)
千別て。(ちわきて。)
聞食さむ国津神は。(きこしめさむくにつかみは。)
高山の末低山の末に登り坐て。(たかやまのすえひきやまのすえにのぼりまして。)
高山の伊褒理(たかやまのいぼり)
低山の伊褒理を掻き別けて。(ひきやまのいほりをかきわけて。)
聞食さむ。(きこしめさむ。)
此く聞食しては。(かくきこしめしては。)
罪と言ふ罪は在らじと(つみといふつみはあらじと)
科戸の風の天の八重雲を(しなとのかぜのあまのやへぐもを)
吹き放つ事の如く。(ふきはなつことのごとく。)
朝の御霧。(あしたのみぎり。)
夕の御霧を。(ゆうべのみきりを。)
朝風夕風の吹き掃ふ事の如く(あさかぜゆうかぜのふきはらふことのごとく)
大津辺に居る大船を。(おおつべにをるおおぶねを。)
舳解き放ち。(へときはなち。)
祓へ給ひ清め給ふ事を。(はらへたまひきよめたまふことを。)
ゼフィルスの舞うように少しは祓い清めることを
夏を迎え咲く蓮華の花を美しいと思えるよう
