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図形曼荼羅好きな方 (^O^)/

ラピスラズリの蒼とトルコブルーの重なりに魅かれます。色と形は何かを現わすような気がします。

熊送り

2025-08-13 18:30:06 | 日記




熊送りの儀礼は、北方ユーラシア大陸、北アメリカ、ベトナム山地、

バスク地方など、熊の生息する地域のほとんどの民族にみられ







熊の魂を神の使いとして崇め

「肉と毛皮の恵み」を感謝し、クマの魂を天界に送り返し

再訪を祈る








尾張徳川家第19代当主で徳川農場主、徳川義親(よしちか)は
大正7年から毎年、熊狩りにきており
ユーラプアイヌと落部アイヌとともに冬山に入り
ユーラプアイヌのリーダー椎久年蔵トイタレキと交友を深め
トヨとトクと呼び合う仲
ユーカラやアイヌの知恵などを伝えアイヌの文化を紹介した








スイスの木彫り熊を参考に、大正13年第一回農村美術工芸品評会を開催
昭和3年八雲農村美術研究会を発足
木彫り熊のブームになった








熊と向き合う知恵は、熊を真剣に追い観察する
その中から生まれるのでしょう










循環する自然になるよう向き合いたいものです









noteとはてなブログにも載せてますのでよろしくお願いいたします


熊送り|inisihe suki


熊送り - 古きを尋ね







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宇曽利湖

2025-08-08 18:39:10 | 日記


恐山カルデラにある宇曽利湖は、硫黄が溶け出し

黄色から緑の帯





夕日の沈む頃は





円仁が開基した菩提寺の上に梵字のような雲
唐で修行しているとき、夢に聖人が現れ
国に帰り、東方へ30余日行ったところに霊峰がある
そこで地蔵菩薩を一体刻み
その地に仏道を広めよ
というお告げから始まった菩提寺
敦煌の壁画の色合いが連想されます







最澄と空海の密教に関する亀裂を埋める
曼荼羅密教を唐から伝え比叡山の基礎を築いた
慈覚大師円仁が開山したり再興したりしたと伝わる寺は
関東に209寺、東北に331寺余あるとされ
平泉中尊寺や浅草の浅草寺、北海道にも開基伝承が存在する有珠善光寺







地獄のような風景






その中に大師堂







白い砂浜







極楽の入口のような







恐山はイタコの口寄せのイメージが強いですが
昭和30年代にテレビの影響でイタコが増えたようです
菩提寺とは直接の関係はないそうです







黄昏の細月
地元では古くから「死ねばお山(恐山)に行く」
と言い伝えられてきたそうです







釜伏山の自衛隊の灯りに天の川の星々が沈みます






陸奥湾越しの恐山の上に北斗七星

5月に茨城方面の帰りに撮影したのですが
どう載せようか迷っていました
画像を整理して宇曽利湖の色合いから
昔から崇められた山と思え、載せてみました



今年の夏は北海道ではない暑さが続く気候でしたが、ここ二日は涼しい日が戻り一息
先日まで、孫が帰省してマゴマゴ状態でした
旧暦では、8月が閏月ですので、信じたくないですが暑さは長く続く?
暑さだけでなく大雨もきをつけようと思ってます
ブログの引っ越しを済ませる方が多くなりましたね。
はてなブログにもトライしてみました。


古きを尋ね

古きを尋ね

いにしへの人は、何を楽しみにしていたか??

古きを尋ね

 


noteは、こちら

宇曽利湖|inisihe suki

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恐山カルデラにある宇曽利湖は、硫黄が溶け出し 黄色から緑の帯 夕日の沈む頃は 円仁が開基した菩提寺の上に梵字のような雲 唐で修行しているとき、夢に聖人が現れ 国...

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夏の夕

2025-07-29 17:02:05 | 日記



道南七飯町大沼の夕景







夏の雲が蠢くように変化







例年より50センチほど水面が低く、普段顔を出さない部分が見えます


暑い日差しと遮る雲、対極のせめぎあいのような







日本海乙部町の海岸

前日は、真っ赤に雲が染まったそうです


北海道なのに暑さが続き、体の調子が、こんなはずではと思うことが多く







夜明け前の細月と右上端に昴を撮影したつもりが


昴の一部分しか映っていなかった







22日は、月と金星、昴が並んでいたのですが







月の光道と金星の光道








月明かりと風景のバランスは難しいですね









思うようにゆかなくても、自然は循環して朝を迎えます






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オホタカモイ

2025-07-21 18:29:01 | 日記



日本一危険な参道が人気になっているせたな町にある太田神社







ほぼ45度の傾斜を海岸から一気に登ります

中央の崖の下に小さく見える鳥居

本殿社務所から見える光景







円空は、毎日参道を登り洞窟で仏像を彫っていたそうです







本殿には、円空、木喰の大日如来が祀られていましたが、火災で焼失







国学・本草学・写生などを学んだ菅江 真澄

信濃・越後を経て出羽・陸奥・蝦夷地など日本の北辺を旅した







松浦武四郎も西蝦夷日誌に











この地は、帆越岬とされ帆を下ろし礼拝する場所とされていました







その由来は、武田信弘(松前藩祖)が奥尻島から渡った際

アイヌが山嶺を仰ぎ跪坐して礼拝しているのを見

理由を問うと

「この山頂に霊神あり、オホタカモイと称し航海を護り病災を救う霊験顕著にして

蝦夷地の守護神なり」と

信広これを聞き、即ち登山し洞窟を本殿とし太田山大権現の尊号を奉り

武運長久、天下泰平、海上安全、諸行円満を祈願せりと伝う



神仏習合の伝統は、尊いものを敬う心なのでしょう


アイヌの神、神道の神、仏と言葉は違っても敬う心があると伝わる心があるのでしょう


世の移り変わり、政治の移り変わり


敬う伝統の心が現れてほしいものです









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流れる雲海

2025-07-16 13:31:56 | 日記


函館北斗新幹線駅の向かいの城岱牧場から見える雲海の流れ

台風の来る前日14日、雲の流れ

標高は、550mですが夏は、涼しい風が吹き





雲海の中にたたずむ鉄塔も独特な雰囲気



動く雲とは対照的に静かな七夕の津軽海峡の月明り






幕末に活躍した咸臨丸の座礁したサラキ岬

動と静の対極が循環する自然



函館の西にある福島町と東の恵山で熊の被害が連続してます

福島町は、6月末ネズミが大量発生していました

食料をネズミに荒らされたのか?

恵山は鹿が多いのですが、暗いうちはクマに気をつけろと言われてました

どちらも撮影によく出かける場所

クマスプレー携行と三脚の底は尖った金属

最近は、血圧の調子が今一なので、おとなしくしてましたが

しばらくは、車からすぐ撮影できる場所になりそう





30年前までは、頭数制限するために春熊駆除

アイヌの時代は、熊送りに越冬明けの熊の狩をしていました

自然保護優先とは、循環のバランスの上に成り立つように思います



選挙が終わると混乱が始まり


日本の世相、世界の世相どのように落ち着くか?


不安の種は、いくらでも有りそうですが

まずは、体調を整えるのと、大量発生している庭木のガの幼虫を駆除してます


途中で一度投稿してしまい、最後の部分修正してますのでよろしくお願いいたします。























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