図形曼荼羅好きな方 (^O^)/

ラピスラズリの蒼とトルコブルーの重なりに魅かれます。色と形は何かを現わすような気がします。

冬至

2017-12-21 18:11:09 | 日記



ニューグレンジ <ウィキペディアより>

アイルランド・ミース州のブルー・ナ・ボーニャ遺跡群にある羨道墳の1つ。世界的にも有名な先史時代の遺跡の1つであり、アイルランド島で最も有名な先史時代の遺跡である。
1年で最も日が短い冬至の明け方、太陽光が長い羨道に真っ直ぐ入射し、部屋の床を短時間だけ照らすように建設されている

本来のニューグレンジは、紀元前3100年から紀元前2900年の間に建設された。つまり約5000年前のものである。
放射性炭素年代測定によれば、エジプトのギザの大ピラミッドよりも500年ほど古く、ストーンヘンジよりも約1000年先行している。
新石器時代には、ニューグレンジが何らかの儀式に使われ続けたと見られている。





入り口にある巨大な石の平板には渦巻き模様と菱形紋があり、この3つの渦巻き模様はニューグレンジ特有のもので、通路や石室内にもある。
マン島、シチリア、北ウェールズのアングルシー島の羨道墳などに見られる三脚巴にも似ている

彫刻された巨石が多いノウスでの巨石美術(巨石に彫刻を施したもの)の数は、西ヨーロッパ全体で見つかっている総数の3分の1以上にもなる。ノウスの発掘で200個以上の装飾を施した石が見つかった。その多くは縁石で、特に羨道付近の縁石に多く見られる。ノウスで見つかった模様は典型的なものが多く、渦巻、菱形、蛇状がほとんどである。しかしそれだけでなく、ノウスの巨石美術には三日月形など多種多様なイメージも含まれている。興味深いことに、そのような彫刻は石の裏側に施されていることが多い。















渦の重なりは日月星の目に見えぬ裏のはたらきの象徴


裏側に多く施される


日月星のはたらきは毎日回転しているごとく


心の浄化


日々、祓いたまえ清めたまえ


不平や不満を日々回転するごとく日月星にお詫びする




日の時間が短く、夜の時間が長い



目に見えぬはたらきの強い冬至



いにしえには、魂を祓い磨き清める文明があったと囁く









光を崇める朝











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いにしえ

2017-12-18 18:29:10 | 日記



「いにしえ」は

遥かに過ぎわすれ去られた文明

『史記』によると、丞相の李斯は、儒者たちがいにしえによって現政府を批判していると指摘し、この弾圧を建議した。始皇帝はこの建議を容れて挟書律(医学・占い・農業以外の書物の所有を禁じた令)を制定し、民間人が所持していた書経・詩経・諸子百家の書物は、ことごとく郡の守尉に提出させ、焼き払うことが命じられた(焚書)
盧生や侯生といった方士や儒者が、始皇帝が独裁者で刑罰を濫発していると非難して逃亡したため、咸陽の方士や儒者460人余りを生き埋めにし虐殺した(坑儒)。

邑(ゆう)は、古代中国の都市国家的な集住地。後の中国の文化や文明のもととなった黄河の流域の古代文明において、新石器時代から青銅器時代である春秋時代中期にかけて広く展開した。漢字の邑は区画や囲壁をあらわす「囗(くにがまえ)」にひざまずいた人をあらわす「巴」をあわせた会意文字で、王は天(天帝)の子であり天命により天下を治め「天帝がその子として王を認め王位は家系によって継承されていく。王家が徳を失えば新たな家系が天命により定まる」

邑はまず新石器時代の華北、黄河中流域の黄土高原に散在して出現する。出現期の邑は仰韶文化に属する陜西省の半坡遺跡や姜寨遺跡で知られており、小高い丘の上に住居が集まり壕と小河川で囲まれて防御されている。防御施設にはやがて黄土製の日乾し煉瓦で築かれた城壁が加わり、この城壁も新石器時代末の頃から黄土を木枠の内側で棒によって層状に硬く突き固める版築によるものが出現する。

やがて大邑が小邑を従えるようになり、また邑どうしを結ぶネットワーク状の社会が形成されるようになる。またその中から特定の大邑の君主は殷や周の様に王および天子を称して諸々の大邑を従え、邑社会に盟主として臨むようになる。

囲壁内には家屋だけではなく祖先を祀る宗廟と土地神を祀る社が置かれた。





静川縄文遺跡の環濠の中にある社跡


いにしえには、先祖を祀り、土地の神を祀り、天子を崇める文明が普遍的にあった


卑弥呼の伝承もいにしえの文明の現れ


2000年前に起った独裁的権力による


祖霊を敬い、国の神を祀ることの破壊



最近のニュースでの独裁的権力に忖度する思考


土地の神、祖霊を見失い亡霊に囚われる事件



いにしえの文明に目をむける時のように思えます










皇家が徳を失わず天子の家系が続く


言霊のさきはふ瑞穂の国


目に見えぬ力に気づく時と囁くようです













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ルネサンス   古への復活

2017-12-04 07:03:05 | 日記




ルネサンス(仏: Renaissance)は「再生」「復活」を意味するフランス語






レオナルド・ダ・ヴィンチ  ウィトルウィウス的人体図「 科学と芸術の統合 」






ラファエロ・サンティ  アテナイの学堂


舞台設定は
学堂はギリシャ十字(縦横が等しい十字)の形の中にあり、キリスト教神学と非=キリスト教のギリシア哲学との調和



描かれている人々は有名な古代ギリシアの哲学者たち


プラトンが指を天に向けているのに対し、アリストテレスは手のひらで地を示している。これは、プラトンの観念論的なイデア論の哲学に対し、アリストテレスの哲学の現実論を象徴

エピクロス 、 ピュタゴラス 、 アルキビアデスもしくはアレクサンドロス大王、 ソクラテス 、: ヘラクレイトス 、 プラトン(自著『ティマイオス』を持っている)、 アリストテレス(自著『ニコマコス倫理学』を持っている) ディオゲネス、 プロティノス、 生徒を引き連れたエウクレイデスもしくはアルキメデス、 ストラボンもしくはゾロアスター、 プトレマイオス



すべてのものはどこからくるのか?(アルケー(事物のはじめ)は何か?)
すべてのものは何から作られているのか?
自然の中にあるものが多く存在するとはどういう事か?
なぜ数というひとつのものでそれらを説明できるのか?



キリスト教の神秘とギリシアの重厚な柱と装飾された祭壇を連想させる受胎告知








古へを復活させることから



まことの美がうまれる








古への神話を古代ギリシアが鮮やかに伝え


そのギリシアの地は

40万年前のペトラロナ洞窟においてギリシャ最古の化石人類であるペトラロナ人より続く

旧石器時代、中石器時代、新石器時代、クレタ、ミノア、ミケーネ

ミケーネの土器の形状に幾何学模様が用いられる時代へ

土葬から火葬へ変わり埋葬される壺に幾何学模様が描かれる

フェニキア人との交易からアルファベットが使われギリシアの有史時代が始まる







古代ギリシアと同じ時代を生きた孔子


古への葬儀を執り行う儒を論理体系建てた儒教


祖霊を敬い祀る礼節学


北極星を回る天体のように天の運行を司る論理


孔子の孔は、貫きとおす

古への理法に貫き生きる人 孔子





同じ時代、釈迦の悟り

三世 ( 等住 ) 諸仏

梵文

トリヤ ドヴァ ヴィヤ ヴァ スティ ターハ サ ルヴァ ブッダーハ

過去、現在、未来を深遠に結ぶ、ブッダ

法華経の描く

久遠実成

釈迦牟尼仏は今生で初めて悟りを得たのではなく、実は久遠の五百塵点劫の過去世において既に成仏していた



古への聖者を敬う、インド無常循環哲学論



色々連想しながら



ルネサンス(仏: Renaissance)は「再生」「復活」




ダヴィンチ「サルバトール・ムンディ」(救世主) 







右手で3を示し、左手は低い位置に水晶を持つ



プラトン

シケリア旅行において、ピュタゴラス派と交流を持ったことにより、初期末の『メノン』の頃から、「思いなし」(思惑、臆見、doxa )と「知識」(episteme エピステーメー)の区別、数学・幾何学や「魂」との結びつきを明確に打ち出していくようになり、その延長線上で、感覚を超えた真実在としての「イデア」の概念が、
中期対話篇から提示されていくようになった。



古代ギリシアのアナクシマンドロスがはじめてアルケーの語を用いたとされる。また、アリストテレスはその著書『形而上学』A (ΜεταφυσικάA) において、哲学の祖はミレトスのタレースであり、彼は万物の根源(アルケー)を水であるとしたと記している。
それ以外にも、ヘラクレイトスは火を、ピタゴラスは数をアルケーとし、エンペドクレースは土・水・火・空気の四大からなるリゾーマタ



知識、数学、幾何学の「魂」との結びつき

その延長線上に産まれる感覚を超えた実在

アルケーとは何か

低きところへ流れる水

水の結晶に産まれる過去現在未来の魂の感覚




すべてのものは何から作られているのか?

自然の中にあるものが多く存在するとはどういう事か?


なぜ火山、地震、洪水が多いのか?



古へには過去現在未来が魂によって結ばれる


そんな思考があるように感じます




この画像は鷲の木縄文ストーンサークルの方角から駒が岳を望む風景

















過去の祈りが雲や頂きの光に現れるような気がします








今日は出雲大社神在祭   満月






古への大いなる和の国を築いた神々が祈りを捧げた日













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