図形曼荼羅好きな方 (^O^)/

ラピスラズリの蒼とトルコブルーの重なりに魅かれます。色と形は何かを現わすような気がします。

甲州遺跡巡り

2024-05-29 22:55:48 | 日記



梅之木遺跡は、約5000年前の縄文時代中期の環状集落跡

住居跡150軒ほどからなる居住域にくわえ、隣接する湯沢川沿いの生活痕跡








居住域から湯沢川へ通じる「縄文の道」が発見されています








金生遺跡は、縄文時代後期から晩期終末にかけての集落跡です。

いくつもの石棺墓を中心にして構成される石造りの祭祀場が特徴







金生遺跡の晩期の住居跡は竪穴がない構造で、土壁構造の住居が復元されています









朝、訪ねましたら、この土壁住居でテントと床に一晩過ごしたという家族がいらっしゃいました

2歳くらいの女の子と30歳くらいのご夫婦

ちょっとビックリ、でも子供は意外と機嫌よかったとか

遺跡の風景や天の川、北斗七星を撮影するのが好きで、函館から撮影に来たと話すと

真っ暗な建物の中は、日常の感性とは違う気持ちになれると話していました








天神遺跡は、田んぼに変わっていましたが、ちょうど富士山があります




山梨県立考古学博物館では、人形土器







独特のポーズのデフォルメ















人形の背景の区切り方、縦線、横線、網目の使い方が気になります















縦型、菱形、アーチ構造と見る方角でデザインが変わります

北杜市考古資料館の土器も











向きによって、進むデザインと受けるデザイン













多様な土器に人の出産や命を現わしているようです


井戸尻考古館には、神像筒型土器















神が森羅万象をかかえているようにも見えます


井戸尻考古館では三内丸山遺跡でも飛んでいたウスバシロチョウが止まってくれ







ウスバシロといってもシロチョウではなく


アゲハ科の中でもやや特殊な北方系のグループで、属名「パルナシウス」






高山蝶の仲間です







そんな多様性のある土器も弥生時代には、シンプルな構造に変わり


磨製石剣、波状の剣、銅鏡、古墳の時代に移行するようです


諏訪考古学博物館でも撮影してしまったのですが、途中、撮影は遠慮くださいと書かれ


掲載は遠慮します



ただ、その移り変わりを見て



祈りに使われる三種の神器の変わりに縄文土器の模様が現わしているような気がしました


博物館の向かいにある諏訪神社を訪ねると、オナガアゲハが手水の前で舞ってたので








手を清めようと近づくと止ってくれました






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甲州へ

2024-05-27 19:07:49 | 日記



丹沢の山並みの向こうにみえる富士








延暦年間(782~806)坂上田村麻呂が、岩手山の夷賊討伐の折、立烏帽子神女(たてえぼしひめ)を姫神山頂に祭って姫ヶ岳


通る度、何か魅かれる姫神山に登り岩木山を撮影する予定でしたが








登山口では、岩木山が雲に隠れ、大きく熊に注意と書かれてます

センサーには、大きなゴミが付き、この後何度もセンサークリーニングでなんとかなった?








予定を変更して笛吹市にある釈迦堂博物館に向かいます









入り口では、しゃかちゃん、しゃこちゃんが出迎えてくれ









水煙土器が飾られています








色々な角度から撮影し









湧き上がる線と円い空間に魅かれ


なんとかパステル画にしようと思ってます








象形文字のような土器のデザイン







埋甕

土器の中に遺体などを収容して住居跡内外に埋めた縄文時代の風習です。

縄文時代前期中ごろの、乳幼児の骨の入った深鉢の出土例が最も古いとされ、中期後半には乳幼児の骨が正立または伏せて埋設された底部穿孔(せんこう)土器中に葬られていました。のちに住居入口部に胎盤、へその緒を入れた土器を埋める風習も現れました。


命のつながりをイメージするようなデザイン







シンプルなデザインから多様性のデザインへ









そんなことを思いながら、博物館の甲府盆地を窓越しに撮影すると、虹色が









右側には非常口のマークも写り

下の階では、縄文歳彩展













なが山房子作品展が開催されています

ただ、今日までの開催でした

縄文のデザインは、何か湧き上がるものがあると思うのは私一人ではないですね



そんな甲州の夕暮れは







南アルプスの方から雲が延び始め


雲のなかった八ヶ岳方面に伸び







川沿いに長秒撮影していると







雲のなかった富士山のほうまで流れる雲が









釈迦堂博物館で、土偶好きの方から北杜市方面の土器が面白いと勧められ土器三昧の予定に変更になりました





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東北遺跡めぐり

2024-05-25 21:35:00 | 日記



15日より22日まで予定を変更しながら東北関東の遺跡神社巡りをしてきました

静かに遺跡を偲びながら撮影したい方なので、混雑しそうな三内丸山遺跡を初めて訪問











大型竪穴建物の内部







広い空間と太い柱、昔のりっぱな柱を多様した建物を見上げるようです







用途不明の木製構造物








残された栗の木の底部

出雲大社の境内から発掘された古代の出雲大社の柱の跡のよう

南面にある貝塚で送りを行い、祭儀を最高の場所で行うそんな連想を誘います








繊細な針








海幸彦山幸彦の良く釣れる針の神話は縄文の頃か?







小牧野遺跡環状列石からは、八甲田山が眺められ







冬至の夕陽が、岩木山に重なる大森勝山遺跡環状列石をぐるぐる回って散歩








岩木山から立ち上がる天の川の場所を探し、三脚にカメラを付け少し歩いたら

カメラが三脚から外れ、舗装道路に肩の高さから落下させてしまい

カメラの頭部破損

でも上の画像のように.なんとか撮影機能は大丈夫?








二時に起きて撮影すると、流れるうす雲が広がっていたのですが


15分ほどで







上半分は綺麗な天の川、下半分は雲の中

これから始まる、ラッキー、アンラッキーを象徴するような撮影でした


あとかたずけや所用が重なって撮影の整理が進すまず、ゆっくりブログに載せる予定です






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ほんのり赤い夜空

2024-05-12 16:29:50 | 日記



11日、雲のすきまからオーロラがみえそうなので、日本海へ







江差町の鴎島から撮影してみると

色づいた帯が見えますが、街並みの光の反射のような







雲が晴れないか夜の渚を撮影しながら待ちますが









一向に晴れる気配がありません








諦めて、厚沢部方面の鶉で撮影しようと移動し夜空を眺めると


北には雲があり、元いた日本海側が晴れています。


暗い中、カメラと三脚を持ちながら坂を上り下りしたせいか、膝が疼き


乙部町のシラフラ展望台に行くと工事中


宮下公園から撮影すると







空が少し赤っぽいのですが、街並みの光が強く


舘の岬へ移動







赤っぽい空をようやく撮影しました


広角でもう少し右にふれと思うでしょうが


右にはトンネル通行止めの電気が点滅しています


道南の日本海は南北に延びるので北に開けた所が少ないのです



今週中より、東北関東方面の遺跡を撮影の予定


山梨の水煙土器を色々な角度から採りたいなと


写真の整理などで、今月末までブログはお休みにしたいと思ってます









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石崎地主海神社桜並木

2024-05-09 16:06:43 | 日記



道南下海岸にある石崎神社桜並木は遅咲きで例年は5月中から下旬が見頃ですが

8日でちょうど満開






桜の咲く頃は、お参りする人で賑わいます







北冥を照らすの神額







コシャマインの乱のあった志海苔館跡で和人とアイヌを弔う儀式も7月に行います







鎌倉時代より祀られていて名もなき神の名残り?








津軽海峡まで見渡せ、南には下北半島








西は、津軽海峡トンネルの出口のある知内方面

函館空港に着陸する飛行機









そんな津軽海峡に煙を上げるコンテナ船が止まっています









中国のコンテナ船のようで、となりに消火を助けようとする船?









日浦岬まで移動してから見ると、煙が少なくなり動き始めました








日浦岬ではイソヒヨドリが迎えてくれ








津軽海峡の波の洗う柱状節理の岬














撮影しろとアピールするように止る、イソヒヨドリ



















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