図形曼荼羅好きな方 (^O^)/

ラピスラズリの蒼とトルコブルーの重なりに魅かれます。色と形は何かを現わすような気がします。

いにしへと現代の違い

2019-02-20 12:06:02 | 日記



縄文晩期の鷲の木遺跡より出土した壺



彩色され端正のとれた形




そこにある鍛錬された造形の感性











釣り具のバケや大型の鯨の骨

イルカ、アシカ、ヒラメの骨



いにしへの豊かな生活は、山川海に言霊を捧げることで一万年続いて来た


それは言葉や想念が自然と結びつているという思考


アイヌが伝える

動植物、生活道具、自然現象、疫病などにそれぞれ「ラマッ」と呼ばれる魂が宿っている

魂を受け取り、魂を持つ(カムイ)を天界に送り返す儀式を行う


最近続いている病気のツイート


病気の「ラマッ」を受け取って言葉にしているだろうか?



闘病へのガンバリの肥大化



体が行いの歪みを病として教えてくれるという思考はあるだろうか?


肉体の記録や芸能界の活躍が魂の会話に関係するだろうか?



日大に進学して活躍したら日大のスポーツ問題はどうなるのだろう?



個人的な繋がりだけの視点と、魂の視点は異なるもの



いにしへの思考とは、穢れを祓い、言葉を捧げる




命とは活躍するためのものではなく






悠久から続く自然と結ばれた思考をとりもどす時とささやいているような気がします








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雨水

2019-02-19 11:29:28 | 日記





24節季 雨水は春の気配を感ずる季節


昨年今頃の函館は、観測史上最高の積雪でしたが


今年は春の兆しを感じます


春を告げる魚、「鰊」にしんは二月から旬です








雨水から思い出す 金山遺跡









巨石から太陽が観測される


金山縄文遺跡で太陽光を観測する機会の回数は


夏至、春分、秋分の次に多いのが雨水と霜降


いにいへから春の気配に何かを思考していた


ちょうど春の気配を感ずる雲の中にお天道様が顔を出してくれました





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「 石倉 」視点を変えてみる

2019-02-04 10:28:26 | 日記









森町の赤井川と石倉から見える駒ヶ岳印象が違います


石倉から見えるすそのが末広がりになる風景に魅かれ色々調べてみました



石倉の姓が多い都道府県は島根県

島根 3540人

群馬 1400人

東京 1400人

石倉の姓が多い市町村

島根県松江市  2700人

富山県滑川市  600人

三重県北牟婁郡紀北町  400人




市町村では松江市が群を抜いて多い

石倉名字の由来と語源には

島根県西部(旧 石見国)での伝承とあります


石見国は出雲の隣






石見国の紹介に



石見国ってどんな国?
島根県西部に位置する石見地方。別の名を「石見国(いわみのくに)」と云う。
かつて「住んでみたい田舎」全国1位に選ばれた地域も石見地方に含まれる。
日本の原風景とも言えるどこか懐かしい景色が訪れる人々の心を捉えて離さない。
美しく豊かな海と山の自然。歴史ロマン漂う古い街並み。
地域の若者が情熱を注ぐ伝統芸能・石見神楽。食通の舌をも唸らせる多彩な食材の数々。
様々な側面を併せ持つこの国は、きっとあなたの疲れた心と身体を柔らかく解きほぐしてくれるだろう。
入国に必要なのは、ほんの少しの好奇心だけ。訪れればそこに圧倒的な「非日常体験」が待っている。


石見国には「古いもの」がたくさんある。
例えば、神話の世界を躍動感溢れる舞とリズミカルな音楽で表現する、伝統芸能・石見神楽。
かつて栄えた銀鉱山の遺跡や、風情あるレトロな町並みが魅力的な、世界遺産・石見銀山遺跡。
農村・漁村の集落を彩る赤瓦の屋根。
宝島社刊「田舎暮らしの本」の「住みたい田舎ベストランキング」でたびたびランクインする大田市も、石見地方のまちである。
築100年近くの古民家も多く現存し、古いものを大切に受け継ぐこの地方の文化は、都会暮らしの人々の目に今、新鮮に映る。




石見神楽はもともと、収穫期に自然や神への感謝をあらわす神事として神社において夜を徹して朝まで奉納されるものだったが、現在はこれに加え、地元ほか各地で行われる定期上演、競演大会、祭りや民間各種イベントへの出演等、石見神楽を観られる機会は年中を通して非常に多くなっている。また、浜田市と江津市にまたがる島根県立しまね海洋館アクアスや広島県安芸高田市の温泉テーマパーク・神楽門前湯治村、同庄原市の国営備北丘陵公園など、神社以外にも神楽専用の舞台を常設している施設もある。毎週末大会などを除けば、無料で観られる場合が大半である。









石見の国では伝統を守る気風が息づいているようです



石倉には縄文前期後半から中期にかけての500基を超える土抗が発掘されています


縄文の人達が求める何かがあるところ


そこから発掘された軽石で作られた家形石製品。






入母屋造りの屋根に壁立ちの構造を表しています。



近くの野田生遺跡からは3500年前の赤際注口土器






この赤色は、全体を丁寧に磨いたうえで漆を塗り、その上から水銀朱を塗っています。
縄文時代の朱というとベンガラが有名ですが、こちらは蛍光X線分析から、水銀朱(辰砂)と判明しています。
多くの赤彩土器は、壊されて出土します。
全身が復元されるのは稀なんです。



家を建て、漆を工芸に用いる暮らしが縄文から続いている



それは日本の感性の基になるもの



その眼前に広がる末広がりの山




縄文の人も山の象徴を拝していたような気がします




雪雲の中に淡く広がる山は、失われたいにしへの感性のようにも思えます



























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