図形曼荼羅好きな方 (^O^)/

ラピスラズリの蒼とトルコブルーの重なりに魅かれます。色と形は何かを現わすような気がします。

シルクロードの象徴するもの

2014-03-30 15:31:52 | 日記




印象的な喜多郎、シルクロードのメロディーは忘れかけた記憶のスイッチを押してくれます




理想化された植物の模様


唐草、葉、蕾、花


有機的な生命のリズム


それを共有す文化圏が

シュメールからインダス、ギリシャ

インダスからガンジス、洛陽、日本

生命を象徴として受け取る感性をもつ文化圏

千二百年前の正倉院に大切に保管された宝


冒頭に掲載した

紫檀木画槽琵琶 第2号
(したんもくがのそうのびわ)
分類:〈用途〉 楽器・楽具  〈技法〉 木竹工 
倉番: 南倉 101
寸法:全長98.7 最大幅41.7
材質・技法:槽・磯・転手・鹿頸は紫檀 覆手は楓 海老尾・絃門は黄楊木 腹板は環孔材 槽に木画(象牙・緑染鹿角・紫檀・黄楊木・檳榔樹・錫) 捍撥・落帯は革 彩絵(丹下地・緑・青・赤・白・茶) 油塗
長梨形の胴と曲がった頚を持つペルシャ起源の四絃の琵琶。象牙や黄楊木、紫檀、錫などを用いた木画によって装飾し、捍撥〈かんばち〉には騎馬狩猟の人物を描いた革を貼る。










螺鈿紫檀琵琶
(らでんしたんのびわ)
槽より鹿頚及び転手は紫檀 腹板はヤチダモまたはシオジ 槽に螺鈿琥珀・玳瑁・金箔・黄楊木の装飾 絃門より海老尾は黄楊木 
国家珍宝帳記載の楽器。古代ペルシアに起源をもつ四絃琵琶は、中国・日本でもひろく愛された楽器である。背面に螺鈿・玳瑁の装飾がある。 






琵琶袋残欠
(びわのふくろ ざんけつ)
分類:〈用途〉 収納具  〈技法〉 染織 
倉番: 南倉 103
寸法:錦の最大片 長95 幅48 白氈芯の最大片 長94 幅43
材質・技法:縹地錦 白絁 芯は白氈
四絃琵琶の袋で、表裂と裏裂、白毛氈の芯などに分かれて伝わる(一部は北倉182に整理される)。表裂は緯錦で、9色の色糸を用いて大唐花文が織り出されている。正倉院に残る他の錦裂に比べて広幅で、精緻な作りであることから、中国製とされている。






螺鈿箱
(らでんのはこ)
分類:〈用途〉 収納具  〈技法〉 漆工 
倉番: 中倉 88
寸法:径25.8 高8.4
材質・技法:檜様針葉樹 布着 黒漆塗 螺鈿 金平脱 水晶(伏彩色) 内張りは表暈繝錦 裏浅緑地纐纈絁 紙芯 縁芯は竹
紺玉帯の納箱。木胎黒漆塗りで、蓋表、側面には、螺鈿や半球状の水晶などを用い、鳥や花の文様をあらわす。蓋中央の花文の芯には金平脱を用いる。内張りは暈繝錦で、今日でも鮮やかな色をとどめている。







八角鏡 平螺鈿背 第13号
(はっかくきょう へいらでんはい)
分類:〈用途〉 調度  〈技法〉 金工 
倉番: 北倉 42
寸法:径27.4 縁厚0.7 重2150.3
材質・技法:青銅鋳造(銅約70%・錫約25%・鉛約5%) 螺鈿 琥珀(伏彩色) トルコ石
鏡背に螺鈿で花鳥文をあらわした鏡。花心には赤い琥珀を、また文様の間地は黒い樹脂様の物質に白や水色のトルコ石の細片を鏤める。国家珍宝帳所載の品。 
夜光貝、鼈甲は東南アジア産、琥珀はミャンマーあるいは中国産、トルコ石はイラン産、ラピスラズリはアフガニスタン産だと考えられている。




イスラムと日本でネットを検索すると


日本人とムスリム(イスラム教徒)はメンタリティーの面でも似ている。

「誠実、禁欲、慈悲」などイスラム教で説く美徳というものを、

日本人が具体的に体現していると見られている。

会う人にちゃんと挨拶したり、

人とすれ違うときに道を譲ってあげたりするのが驚きをもって見られる。

日本人はすごく礼儀正しい人たちだと彼らは言います。





2000年10月に来日したイランのハタミ大統領は、「言葉に絶対の信を置く西洋に対し、日本の禅やイランのイスラム神秘主義は、沈黙から多様な示唆と寓 意を汲み取ろうとします。相手の言うことに耳を傾け、相手の立場を重んじるのが東洋とアジア(イランを含め)の風土的特性です。禅とイスラムには、底流に おいて相通ずる精神と思想が流れています」、と記念講演をした。



イスラムの人の、日本人へのプラトニックラブ

 イスラム世界には、遊牧民の伝統がある。ラクダ、ラバを使ったキャラバンの移動の歴史である。例えばイラン人は、人懐っこく、気さくで、外来の者に親 切、他人を思いやり面倒見がよい。なぜなら、酷暑の気候に暮らしていくためには、お互いが助け合って、よそから来た者をもてなす。それが砂漠の民の生活習 慣であるから。彼らは見知らぬ人に向かって「今晩うちに来て食事をしないか」、と声をかける。
(1)1945年、イスラムの人は、原爆被災者への同情を示した。その後、日本の経済復興は著しく、高性能の家電製品や自動車が彼らから高く評価されてい る。イスラムの人にとって、日本人は「頭のよい民族」であり、ビジネスマンの礼儀に敬意を示し、倫理道徳の高さ、マナーの良さを尊敬している。イスラムの 善は誠実、禁欲、慈悲である。彼らは「日本人はムスリムでもないのにイスラムの教えを実現している」、と考えている。
(2)日本人はシスティマチツクに働いている。仕事を中途半端に終わらせない。アブダビのムハンマド皇太子は「日本の教育、しつけは優れている。その手法をアブダビの教育に反映させたい」、と評価し具体化している。
(3)エジプトも親日的国家。ジャーナリストのモハメッド・ヘイカルさんは、「日本とアラブ世界の間には、プラトニックラブとも言うべき感情がある」、と語った。
(4)イランの新年は、「ノールーズ」という。都会に出たイラン人は一斉に里帰り、家族の結びつきを大事にする。衣服を買ったり大掃除をしたりする。(何か昔の日本に似ている)
(5)イランは、かってアケメネス朝、ササン朝などの古代文明が栄えた。文明の中心であつた。古代には、日本、中国、イランに至るまで文化の交流があった。
(6)イラク戦争の際、自衛隊は「人道復興支援」のためイラク南部の都市サマーワを中心に活動して2006年7月に撤収した。現地誌「サマーワ新聞」は、 自衛隊員のことを「高い倫理を保持した人々」と形容した。他国の人々のことを尊重し、他国民家庭や職業に敬意を払う立派な文明を伝統をもっている」、と絶賛した。
(7)1984年のロサンゼルス・オリンピック、柔道無差別級の決勝で、エジプトのモハメド・ラシゥラン選手は山下泰裕選手と対戦した。山下選手は、右足 に肉離れを起こしていたが、ラシゥラン選手はその右足を攻めることはなかった。優勝は山下選手であったが、ラシゥラン選手は「國際フェアープレイ」を受賞した。


トルコと同じイスラム世界の国のなかで、ペルシア帝国の末裔であることを誇っているイランでも、天皇陛下を戴く日本が「アジアのリーダー」になることを願望する声が根強くあるという。イランは、中東、イスラム世界のなかで「テヘランを中東のスイス・ジュネーブ」として、中心地にしようとする動きがあるけれ ど、それにもまして、「日本が中東を含めて、アジアの中心になること」を強く望んでいるというのだ。




感性の共有は間違いなくあります。




それはアングロサクソンの自己を主張する論理ではなく

象徴として思考する感性

行き詰ったマニュアルで目に見える結果を追いかけるシステムから

象徴伝達の文化を復活させようと呼びかけられているようです。

そしてその復活が、人々の新たな能力を開花させ、

新文明を誕生させる具体的な原動力となる。





文字で伝える論理伝達文化から





象徴伝達の文化を復活させる。






日本にもかつてシュメールと繋がる記録があるようです。

1924年=昭和13年)、山口県下関市の彦島、つまり関門海峡の「武蔵・小次郎の決闘の場」として有名な巌流島を真下に見下ろす丘陵の頂上に1メートル 角大の数個の最も大きい平たい岩に不思議な絵とも文様ともつかぬものがあるのが見つかった。「恐れの杜」「祟り岩」である。杉田丘陵は、関門海峡を見渡し、反対側の響灘の一部も見渡せる場所であるため、古来、戦略上の重要拠点とされてきた。この遺跡の岩から、合計30個のペトログラフが検出された。
これらの文字は、セム語系(シュメール、バビロニア文字)と北方ツングスのエニセイ文字系のものが入り混じったものであることが指摘されている。



日月神示には7度の建て替えがあるとされています。




象徴から論理


論理から象徴への螺旋




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平面から立体へ

2014-03-21 17:58:39 | 日記

  


アラベスクに流れるスーフィズムの精神
目に見える世界は目に見えぬ世界に薄いベールで結ばれている。


ひふみ神示 地震の巻



(三八四)
 地上には、地上の順序があり、法則がある。霊界には、霊界の順序があり、法則がある。霊界が、原因の世界であるからと云って、その秩序、法則を、そのま ま地上にはうつし得ず、結果し得ないのである。また地上の約束を、そのまま霊界では行ない得ない。しかし、これらの総ては大神の歓喜の中に存在するが故 に、歓喜によって秩序され、法則され、統一されているのである。その秩序、法則、統一は、一応 完成しているのであるが、その完成から次の完成へと弥栄する。故にこそ弥栄の波調をもって全体が呼吸し、脈拍し、歓喜するのである。
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ソロモンの印章

2014-03-17 15:56:30 | 日記



ソロモンの印章は、後の時代ほど、悪霊を使役したとする部分だけが強調されます。


でも、動物、植物と話し、精霊、悪霊とともに

エルサレム神殿を築いた

その智慧は、いづこより産まれる?



ソロモンの智慧とされる旧約聖書『箴言』(しんげん)では

主を恐れることは智慧の初めである。

愚か者は智慧と訓戒をさげすむ。


ソロモン王が祭儀を行い

神に求めたものは、人々を繁栄させる智慧

ソロモンの知恵の深さと浩瀚な知識は周辺諸国にも知られ、

親交を求めて来朝する王や使者が絶えなかったという。

現代の政治家さえもエルサレム神殿を再建した嘆きの壁に次々と訪れている。



神を恐れることを忘れた時代に示された日月神示では


ひふみ神示 上つ巻 第1帖
都の大洗濯、鄙の大洗濯、人のお洗濯。今度は何うもこらへて呉れというところまで、後へひかぬから、その積りでかかって来い、神の国の神の力を、はっきりと見せてやる時が来た。嬉しくて苦しむ者と、苦しくて喜ぶ者と出て来る誠の神は 神の国、神の力でないと何んにも成就せん、人の力で何が出来たか、みな神がさしてゐるのざ、いつでも神かかれる様に、綺麗に洗濯して置いて呉れよ。戦は今年中と言ってゐるが、そんなちょこい戦ではない、世界中の洗濯ざから、いらぬものが無くなるまでは、終らぬ道理が分らぬか。臣民同士のいくさでない、カミと神、アカとあか、ヒトと人、ニクと肉、タマと魂のいくさぞ。己の心を見よ、戦が済んでいないであろ、それで戦が済むと思うてゐるとは、あきれたものぞ、 早く掃除せぬと間に合わん、何より掃除が第一。


三千年前に還すとする日月神示に示される時代は

ソロモン王がイスラエル王国を築き繁栄させた時代

ソロモンの兄が神の怒りに触れて死んだ後、ソロモンが繁栄を築く間に

父母の心にどのような変化が生まれたのか

神の籠への畏敬の念

それが一番失われた時代

ぐるりと反転が起こる

あたりまえでない天地の動きはその現れ

カゴメ歌に歌われるように後ろの正面を問われているようです。

目に見えぬ世界の正面は

三千年前の神に戻る

鬼門に追いやった神が戻る

荒ぶるスサノオの神が現ぶる神に戻る

大国主の大神が征服された神から奉納された神に戻る

出雲に八百万の神が集うのは大地をはぐくんだ神に感謝を捧げるため




かしこみ かしこみ祝詞に詠われ

祓い給い清めたまえと詠う

神への畏敬の念がかつては息づいていた

自らの書籍を売るため神を語ることはなく

自らの生活のために神に祈るのでなく

はたがらくになるために心と口と行いをしていた

それが働く姿


そんな精神がかつて息づいていたから遠くより訪れる人がいた




最近、よく心の中に畏敬の心をもつように語られます。


ソロモンの印章より恐れと敬い

繁栄と衰退

徒然に書いてしまいました。







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