佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

きのうは

2011年09月11日 23時40分31秒 | 合唱
 
 古楽フェスティバルでした。
第7回ですね。
ヴォーカルアンサンブル・ルミネのメンバーとして
近年参加しています。
 
 
 県内外の古楽演奏関係者が集うこのイベント、
例えばプロのコンサートでは絶対に聴けない、
そういう企画が特徴の一つです。
昨年はチェンバロが4台揃いましたが、
今年は何とクラヴィコードが4台!
聴き比べというのも一人のコンサートだと
なかなか出来ませんし、
こういう企画自体が凄いですね。
 
 
 ルミネとしては、
第1部の後半、「いにしへの愛の歌ールネサンスの世俗曲ー」
というところで、ギボンズ、ダウランド、ジェズアルド、
イザークなどを歌いました。
出来ですが、、、シンプルな曲が多かったので、
もう少しテキストというか言葉に立体感がつけば良かったかなと。
 
 
 出番以外は、今回かなり中で聴きました。
面白いですね。やはり生音の魅力、当たり前ですけど、
小さな音、アンサンブルに耳を澄ます、傾ける、
というのが古楽演奏の醍醐味ですが、
いろいろな楽器の演奏が聴けるのもフェスティバルならでは。
 
 
 今回はお客さんも結構入っていました。
もっと若い方にも来て頂きたいところです。
毎年のことですが、
とにかく運営の皆様にはお世話になりました。
ありがとうございました。
 


勝つ+夢

2011年09月11日 00時33分52秒 | スポーツ
 
 勝つだけじゃ文句を言われる世界。
 
 
 凄いボールを投げられなくても、
チームに勝ちをつけられる投手が優れているのだし、
でも一流選手は結果を出す(勝つ)+αが求められるのね。
 
 
 確かに、
そういう目で見る自分もいる。
 
 
 今日象徴的だったのは、
ピンチで田中がストレートで押して最後スライダー、
で乗り切ったシーンに対し、
斎藤のピンチで変化球を続けて
そのフォークを楽天の助っ人に打たれたシーンは、
非常に対照的なシーンでした。
 
 
 一つで良いから、
誰が見てもこのボール良い、というボールを持てれば
良いなと。
まだ伸びシロはあると思うし。
 
 
 二人の対決で+αではなく、
互いの投手そのものに+αがあれば、
もっと夢のある対決になるのだと思います。
 
 
 難しいですね。
黙々と仕事をこなすだけでも批判される世界。
選手も監督も。
それだけ注目されている存在だからかもしれませんが。