合唱をはじめとして、
前に立って練習を進行する役を仰せつかっています。
で、以前から非常に悩んでいることがあるんですね。
まあ非常に低レベルな悩みです。
練習の進行について。
ものすごく大雑把に言うと、練習のテンポです。
歌い手を飽きさせないように、
歌い手を引っ張る、
テンポよく仕切る、
そういうことは勿論必要なのですが、
これに惑わされているのがtek310だと思います。
上記のように練習を進行しないと、という思いというか
囚われですね。それが却ってマイナスに出ているのではないか、
そんな風に思っています。
どういうことかというと、
指示があって自分が歌い手を止めた時に、
練習に”間”があっちゃまずいと思い、
次から次へと必要以上に言葉を並べてしまったり、
結局何を一番伝えたいのかがぼやけててしまう、ということです。
「こいつは一体何を伝えたいのか」
これが僕にとって一番課題となっていること、の気がします。
こう思ってしまうことの原因として、
自分が教育学部の出身だということがあると思っています。
前に立って仕切る、つまり「指揮者」と「授業」との共通性です。
授業技術という言葉があるように、
生徒を飽きさせないテンポ、メリハリ、
的確な指示、働きかけ、などあります。
学生の時に、教育や音楽の授業等で
それらを意識させられる機会が結構ありました。
そこで感じていたことというのは、
「自分(tek310)は暗い」「ノリが悪い」
「テンションが低い」「声が小さい」
↓
「このまま生徒の前に立つと授業がつまらなくなる」
↓
「よし、練習の時は、普段とテンションを変えるようにしよう」
↓
「授業の時は別人格になろう」
↓
「生徒の前に立ったら”スイッチオン”だ!」
↓
「そういえば、合唱も同じだよな。。。」
↓
「よし、(学指揮の時の)合唱指導の時もテンションを変えよう」
こういった感じでした。
確かに、人の授業や合唱の練習を見たりすると、
そういうことが気になったりするんですね。
で、自分は気をつけないと、と思うのですが、
なんか、本質を外しているような気がする、、、
というのが最近の結論です。
要は、世の中、いろいろなタイプの人間がいるわけで、
それらの人たちが、まったく同じようにやることが
果たして正しいのだろうかと。
言ってみれば、上記の自分のコンプレックスに目がいき過ぎ、
人と同じように、否、性格が暗いのだからもっとテンション上げないと、
そんな風になっており、それがプラスに働いていない気がしています。
例えば、練習を止めてから直ぐに言葉を出そうとするばかりに、焦って、
考えがまとまらないのに、言葉をついて出そうとして
結局伝わらないこととか、
一つ一つの言葉の重みというか、
伝えるということ、言霊ですね、が
却って足りなくなっている、という現状かと思っています。
結論としては、
人の真似じゃ無く、自分なりのやり方があるのでは、
本当に大事なのはテンションじゃないのでは、
言うことの中身が重要なのでは、
ということです。
こんな低レベルなしょうもないことを書いていますが(苦笑)、
えー、tek310は、皆さんに育てて頂いて成長出来ればと。。。(爆)
まあ、がんばります(笑)。