佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

サッカーJリーグ第4節「アルビレックス新潟×鹿島アントラーズ」

2008年04月02日 23時26分17秒 | スポーツ
 
 いつもの4th mediaではなく、
早めに帰宅し、食事しながらNHKBSの放送を見ました。
 
 
 初戦の後に、
「悲観する内容ではない」と書きました。
しかしですね、リーグ戦4連敗という結果以上に、
内容が深刻だと今日見ていて思いました。
 
 
 雑誌などを読むと、
鹿島のサッカーが良いという話題が結構あったのですが、
今日見ていて、確かに良いサッカーをしていました。
勢いだけじゃない何かがあるんですね。
実際結果も伴っている。
新潟になくて鹿島にあったもの、
それは、連動性でした。
 
 
 守備の連動性。
そして攻撃の連動性、両方ですね。
相手がボールを持った時の守備、
どうやって奪うかがはっきりしていました。
そしてそこからの攻撃。
一番感じたのは、ボールを引き出す動きです。
皆、動いてボールを受けていました。
その動きが、一人一人だけのものじゃなく、
誰かが動くとそれに連動して他の人が動く、
そうして動きながらボールを受け、
すぐにボールをはたくから、
人もボールも連動して動いている状態です。
非常に球離れも良いんです。
それがアルビと決定的に違うことでした。
後半本山が退場してからはボールが回りましたが、
それは相手が10人だったからですね。
 
 
 で、勢いだけじゃないと言ったのは、
前半点を取った後、一度意図的にスローダウンした気がしたんです。
テレビでは、新潟の流れになったように言ってましたが、
90分走りっぱなしでは鹿島のサッカーは出来ない訳です。
体力が続かない。
で、意図してペースを落としていた気がしました。
でも、受けに入るのではなく、相手に持たせてという感じ。
要は、ゲームを支配していたんです。
これは後半もそう。
10人になっても、鹿島はやることが徹底していたし、
新潟が押してるように見えて、ゲームプランは鹿島が握っていた、
そんな感じでした。
 
 
 一人一人の球際の厳しさがないから、
簡単に失点するんだろうなと思うんですね。
で、皆何とかしないとと思っているようには見えます。
でも、連動性がないんですよね。
寺川とか、内田とか、一人一人はがんばっている。
でも、それがサッカーの難しいところですね。
今は完全に勝てる気がしない、そういう流れです。
どういうサッカーをしたら勝てるのか、
昨年あれだけ勝てたのに、完全に無くなっています。
見ていてそれが一番危機を感じたことでした。
 
 
 攻撃も守備も、中心選手がいない。
精神的な中心選手もいないんです。
みんながどうしたら良いか、何とかしないとと思いながら、
どうして良いか分からず動けていない、
そんな気がします。
カップ戦とリーグ戦を見て、
6試合でしょうかね。連携の向上が全く感じられないです。
どこまでこの体制(鈴木体制ではなく、スタメンの体制)を
我慢するのか、それとももっとメンバーを替えるのか。
でも、ケガ人、そしてJリーグ最小人数のチーム。
良くなるきっかけが全く感じられません。
 
 
 今日思いました。
スタジアムへ行かないとなって。
平日とはいえ、2階に何人入っていたんだろうと。
色々な面で、危機だと思います。
降格だけはダメです。うーん。。。