佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

尾崎豊の17回忌に寄せて

2008年04月26日 23時24分42秒 | ポピュラー
 
 25日、尾崎豊の17回忌でした。
 
 
 尾崎豊、好きです。
たくさん聴いているとか詳しいという訳じゃないですが。
実は、世代ではないんですよね。もう一世代上ですね。
だから、僕が尾崎を知ったのは、
「十七歳の地図」「卒業」とかではなく、
覚せい剤で逮捕された後の復帰作「太陽の破片」でした。
その後、「誕生(BIRTH)」という2枚組のアルバムを聴きました。
だから、ファンになったきっかけは普通の人とちょっと違います。
 
 
 尾崎豊というと、「十代の教祖」であり、
あの当時の若者の代弁者であり、
理不尽な大人たちの社会からの解放を歌って
時代の寵児になりました。
その世代から言うと、尾崎豊はそういう対象なんでしょうが、
僕にとっての尾崎豊は、その後の尾崎豊、
逮捕があり、結婚し、子供が生まれ、
昔の作品のイメージに縛られ苦しんでいた時に
少しずつ作風が変わっていった時が好きだったんです。
その頃の作品の評価は分かれるところだと思いますが。
 
 
 結果的に尾崎豊は、26歳で亡くなることで、
若者たちの代弁者、十代の教祖のまま、伝説になりました。
しかし、僕は、その世代の若者たちと同じように
年を重ね、結婚し、親になり、昔反抗した大人たちと
正に同じ立場になった時の歌、
そうして変化していくであろう尾崎の歌を聴きたかったんです。
尖った鋭利なナイフやカッターのような曲ではなく、
愛情と慈愛に満ちた作品を作ってくれるんじゃないか、
ファンのイメージとのギャップや苦しみを乗り越えて、、、
そういう思いがありました。
結果、それは叶いませんでしたが。。。
多分、もしそうなったら、
尾崎豊は尾崎豊でなくなり、
セールス的には低調になったと思います。
でも、決して売れなくても、
目の前の人を愛し、大切にする歌を、
年を重ねて変化する彼の歌を、聴いてみたかったです。
 
 
 今後も、尾崎豊は、
十代の教祖として、伝説として
「十七歳の地図」「卒業」「15の夜」とかが
語り継がれていくのでしょう。
僕も久しぶりにいろいろ聴いてみようかな。。。
 


練習の告知。

2008年04月26日 00時50分48秒 | 合唱
 
 合唱団ユートライは
 
 明日27日(日)17:00から
 
 新潟市音楽文化会館第3練習室にて公開練習を行います。
 
 常任指揮者・名島啓太による指導です。
 
 転勤、引っ越しで合唱団を探している人、
 
 ユートライに入団したいと思っている人、
 
 ユートライの練習に興味がある人、
 
 どのような目的の方にも、練習を公開します。
 
 ふらっと立ち寄って頂けたら幸いです。
 
 ぜひどうぞ!