佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

[検証]新潟ユース合唱団2007(その1)

2007年11月26日 20時56分03秒 | 合唱

 

 昨日日曜日の閲覧数が240。

久しぶりに200を突破しました。

団員の皆さんでしょうかね。ありがとうございます。

読まれると逆に色々書きづらいですね(笑)。

 

 

 アンケート、まだ読んでいません。

スコアペンを渡すと、回収率がぐっと上がります。

ありがたいですね。

読んで影響される前に、幾つか書きたいと思います。

 

 

 良かった点を挙げてみたいと思います。

 

  

 声や拍手を聴く限り、概ね好評だったという実感は有ります。

団員などの反応を見ても、やって良かったという思いもあります。

参加した人が損したと思うのは最悪なので(苦笑)。

聴き手や歌い手として関わった人については、

少し幸せになってもらえたかと。

 

 

 自分が褒められることは正直どうでもいいんです。

前日に少し書きましたが、

僕が喜びを感じた瞬間というのは、

前日、ユースの練習時に良い音が鳴らなくて、

雨森先生からの幾度も続くダメ出しに、

苦戦しながらも、必死に音楽に向き合って、立ち向かっていた姿。

良い音は鳴ってなかったけど、

その団員の姿に、一人でコソッとウルウルきていました。

団員が愛おしく思えました。

雨森先生が、良い音が鳴るまで妥協しなかったこともありますが、

演奏会がただの記念でなく、イベントでなく、

歌うこと、音楽することに、真剣に向き合った瞬間が、

本当に貴重だったと思います。

 

 

 前日の話で言えば、

ユースの練習後の3団合同での練習。

雨森先生はパートをバラバラにして、

大きな輪にしました。

ユースと、Juneと、ユートライが、

この場で生きたアンサンブルをしていた、

僕は正直、一人で声につまり、何度も泣いていました。

汗と涙が入り混じっていました(笑)。

本番も大事なんですが、

今、この時間が、心から愛しいと思いました。

 

 

 演奏会を企画した当初、

雨森先生と文書を通じて、本音で、

お互いを理解する時間がありました。

当初僕が考えていたように妥協を重ねていたら、

この日の演奏は無かったと思います。

「どういう演奏会をするかではなく、

どういう演奏をするかが大事」

この言葉は、ずっと心に刻んでいきたいと思います。

 

 

 もちろん、多くの人を巻き込むというのは、

難しい部分もありました。書けないけど(苦笑)。

でも、何が大事なのか、何のためなのか、

それに気づけたことは、僕の一生の財産だと思います。

 

 

 今日は良いことだけ書いておきます(笑)。

前日のことばかり書いているのは、

当日は事務をしながら、歌いながら、

どこか反省モードに入っていたからです(苦笑)。

さて、どこまで書きましょうか。。。

どこまで書いて良いんでしょうか。。。

(その2へつづく)