佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

亀田一家考~親離れと子離れ~

2007年10月26日 23時23分40秒 | スポーツ

 

 簡単に。

 

 

 長男興毅自体がしたことについての処分は、

個人的に結構重いと思っているのですが、

本当は彼一人が頭を下げることじゃないんですよね。

僕は、亀田興毅は、ボクサーとしては期待しています。

例えばランダエタとの第2戦などは、

ボクサーとしての可能性を感じましたし。

違うトレーナーなどから指導を受けて、

これまで以上に幅の広いボクシングが出来ると思うんですね。

彼自身が頭を下げることが、

彼自身のこれからの第2のボクサー人生を歩むための儀式だった、

と考えたいと思います。

 

 

 マスコミは怖いですね。

あれだけ持ち上げておいて、

落ちたのは亀田家自身の責任にしても、

落ちた後も、あらゆる番組で亀田一家を使って、

意味の無い議論をしたり、過去のチャンピオンが出てきたり、

彼らへの懲罰としながら、

実際は、あの試合の後も、それで数字を取りにいっていたんですね。

最後まで蜜を吸い尽くすその様子は本当に怖いものです。

 

 

 ボクサーとしての大毅については、

彼のボクシングへの姿勢も含めて、

正直今の時点では分からないですね。

立ち直り方は難しくは無いと思います。

会長が処罰したように、謝罪会見をして、

まず日本タイトルを目指して、東洋、そして世界。

オーソドックスに歩めばそれで済むと思います。

興行的にも、後楽園ホールで十分なんですよ。

真面目にボクシングさえすれば、

お客はついてくると思います。

 

 

 ただ、誤解して欲しくないのは、

試合前のKO宣言や舌戦などというのは、

世界のボクシング界では至極当然のことです。

興行を盛り上げるためのこと。演出です。

試合後の礼さえ失しなければ、それでいいんです。

辰吉丈一朗もそうでした。

ボクシングを、単純に純粋なスポーツ、ハングリー、

清いスポーツだと捉えるのは間違っていると思います。

 

 

 ん、長くなりました。。。