定ちゃんの部屋

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(from 2006.1.18)

『ブルー・タートルの夢』 STING

2007年07月31日 | 私的ロックの名盤 S
昔聴いた時は全く良いと思わなかったけど、久しぶりに聴くと凄く良いと思うアルバムがたま~にあると思う。

ここ最近、家であまり音楽を聴いてなかったけど、時間が無い中でも、ひたすらCDプレイヤーに入りっ放しだったアルバムがスティングの1stソロアルバム。
1985年当時、全米・全英で大ヒットしていたので、中学生だった僕はレンタルレコードを借りたんやけど、テープにダビングして数回聴いただけで全く良いと思わず、二度とテープを引っ張り出すこともなかった。

それがちょうど一月前、ブッ○オフで500円という安さと、ジャケを見て何だか懐かしい気持ちが込み上げたので買ったんやけど、かれこれ22年振りに聴いてみると、これが凄く良いだわ!

ROCKとジャズが絶妙にブレンドされて、アダルトな雰囲気満載のお洒落な内容。
堅苦しさはあまりなく、②「LOVE IS THE SEVENTH WAVE」のようなこの暑い季節にピッタリのトロピカルな曲もある。

中学時代、本家の「THE POLICE」も当然聴いてたけど、ラストアルバムの「SYNCHRONICITY」で気に入った曲は「見つめていたい」だけやったし、他のアルバムでも「DE DO DO DO, DE DA DA DA」のようなポップな曲が好きだった。
今にして思うと、洋楽駆け出しの中学生だったんで、大人びたSTINGワールドには付いて行けなかっただけなんかも

この「THE DREAM OF THE BLUE TURTLES」、今聴いても全く古さを感じない色んな音楽ジャンルが詰った正真正銘の傑作アルバムやと思う。

このアルバムに限らず、10代の学生当時は気に入らなかったけど、歳も食って色んな経験値を積み上げたオッサンになってこそ気に入った!という見逃しかけた名作があるかもしれない。

1コインで凄く得した気分


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