TAMO2ちんのお気持ち

リベラルもすなるお気持ち表明を、激派のおいらもしてみむとてするなり。

鶴岡大当たり

2010-08-28 10:03:00 | 野球
愛媛マンダリンパイレーツ2≠P徳島インディコソックス
2010年8月27日(金曜日) 18:00~
東予球場、晴、緩く右中間に向かって風

 最強時代の西武は気づけば勝ってやがる、というような試合が多かった。この日の愛媛はそんな感じだった。

 この日は仕事の都合で4回途中で球場に到着。だから、流れとかは良く分からない。また、大阪応援の合間なので、攻撃時には応援に集中。

 今日の愛媛の先発は赤嶺。4回はスライダーが高く、真っ直ぐはどこに行くか分からない状態。真っ直ぐが決まれば今年一番エゲツナイ球威でもって打者をねじ伏せる。ただ、安定感なし。ドロップ(カーブ)が低く来ていて、それを軸にしていたか。5回、6回はそのカーブもどこに行くか分からなくなってしまい、結局真っ直ぐ主体。それでも犠打一つの失点に抑えたのだから大したものだ。

 徳島の先発は崔。上体の力で押しこんでくる。ボールは恐らくツーシーム。手許で動くのがネット裏からも見える。愛媛の打者は捉えきれない。

 そんな中、トリプルエラー(エラー、野選、野選だが、2つの野選はエラーだろ、セカンド送球はショートの落球、投手の送球はレフト側にずれるし。タイミングは完全にアウト)で愛媛がチャンスを作り、鶴岡がライト前にクリーンヒット。秋山は疑惑(笑)の押し出しデッドボールで2点。

 この試合、他にもチャンスを愛媛は作ったが、崔のボールがここ一番では威力を発揮。良い投手は、ここ一番で素晴らしいボールを決める能力がある。崔の能力の高さを印象付けられた試合であり、愛媛打線を責めることはできない。

 さて、徳島は今年は走ってかき回してくる。今日も、足を使ってきた。しかし、鶴岡が素晴らしい送球でピンチを防いでいた。「これはセーフだな」と思った盗塁を、2つ刺したことは非常に大きい。タッチ前まで、刺せないと思ったものも、素晴らしい伸びで野手がタッチしやすい位置に来る。

 試合後、キミさんに聞いたら、やっぱりタッチに行きやすいボールだとのこと。また、鶴岡に聞くとキャッチボールの時から回転を意識して、ピッチさせる送球を心がけているとのこと。

 また、8回裏の打席では鶴岡は自打球は当たるは、デッドボールを食うわ、の大当たりの日であった。

 この日、愛媛の勝ちパターンが確立した日として記憶されるかも知れない。不安定な赤嶺に代えて7回から徳田。球威、切れはNPB一軍クラス。この日はコントロールも良かった。去年の先発徳田のイメージは「いきなり崩れる」だが、短いイニングで活躍場所を見つけたかも。8回は岸。この人は多彩な変化球とコントロールが売りだが、この日は切れも球威も抜群。最後は能登原。低く行けば打てない。最後は投手力で相手を圧刀A勝利を掴んだ。

 こういうタフなゲームを勝ったのは大きい。特に、崔のような好投手を相手が押し立てて来た試合を勝ったのは大きい。


 一方、2≠Uで負けていた香川も凄まじいゲームで9≠Wで勝利。この2チームに優勝争いは絞られてきたか。香川に付け入る隙がないようには思えない。しかし、負けない。食らいついて行ってもらいたい。来週からは高知、香川との連戦(一つ長崎を挟む)。いよいよ正念場。それまでに勝ちパターンが確立したのは強みである。
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