TAMO2ちんのお気持ち

リベラルもすなるお気持ち表明を、激派のおいらもしてみむとてするなり。

数学は定理の理解が大事

2015-09-27 10:52:00 | 工学
 いやあ、特にテンソルにおいて。抽象度が高いと、何度も定理を読み返さなくてはならないようだ。

 恥ずかしながら、添付ファイルがどうして証明になっているのかが分からなかった。

 以下は『テンソル ―科学技術のために―』(石原繁著、裳華房、p29)
 (確かクルル曹長に勧められた本、あ、曹長、共変、反変はまだ先だからな!)



 で。スカラーの定義に帰る。p13にはこうある。「どんな直交座標系に関しても同一の値をもつ指揮を不変式、または不変量という。」「不変量を内面的な量またはスカラーという。」この二つの文章を逆から読むと「スカラーはどんな直交座標系に関しても同一の値を持つ」となる。(いいよね?) 座標変換がされても、不変量だから、添付ファイルのTiiはスカラー量である。

 テンソルは複雑な背景を持っているように小生には感じられる。何度も何度も立ち止まって定理に帰らなければならない。

tensor20150927.pdf
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

908km

2015-09-27 00:09:00 | クルマ
一週間ごとに、土曜日〆で記録しようと思う。

日曜日に丸亀、月曜日に霧の森大福で有名な新宮、夜は三豊へ。金曜日と土曜日は坊ちゃんスタジアムへ。かなり走った。

なお、購入からのリットル当たりの走行距離は18.2km/L。


 あと。『権利のための闘争』(イェーリング著)読了。権利は人間の尊厳と結びついているので、人間の尊厳が脅かされるような事態であれば、損得を勘定に入れずに闘え、というのが第一の主張であった。

 『フランス現代思想史』(岡本裕一朗著)も読了。「自然科学」の言葉を弄するように至った経緯は興味深い。レヴィ=ストロースの段階では厳密な科学性(群論で血縁を説明)があったのだが。それから、フーコーによる真理の抑圧性は近代批判の肝だな。で、「千のプラトー」はロゴスの抑圧性を解体しようとして、迷走したんじゃないかな。なお、共産主義を今までと違う形で再構築しようとしている人がいるというのは心強い。アラン・バディウやジャック・ランシエールは有名だが、ジャン=リュック・ナンシーという人もいるんだね。

 『権利のための闘争』はいずれ読書メモを書くが、『フランス現代思想史』は気が向いたら。


 テンソルの学習は現在、『テンソル ―科学技術のために―』(石原繁著、裳華房)を勧めていてp55.ハミルトン・ケーリーの式の細かいところを証明しようとしてドツボなうw

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする