むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

『龍神の雨』道尾秀介(新潮文庫)

2022年07月04日 | 読書
梅雨の雨音を聞きながら読もうと思って読み始めたのですが、梅雨が上がってしまいました。
雨と共に始まり、雨と共に進行する物語。
殺意を覚えて殺人計画を起草することは、誰にでもあることかもしれませんが、実行してしまうことは無いのが普通だと思います。
主人公は、成功率が極めて低い殺人計画を実行してしまい、それから事件が始まってしまいます。
ほんとうに殺したのは誰か?
最後まで答えはわかりません。
その答えを見つけられるのは読者だけなのです。

この話の雨は梅雨の雨ではなく台風の雨のようですので、これから台風が近づくときに読むのも一考です。


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