奄美へのいざない

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養殖ホンマグロ(クロマグロ)

2007-10-03 00:34:25 | 奄美の動植物

 衰退している奄美の産業界の中で、元気が良く将来有望なのがホンマグロ(クロマグロ)の養殖である。宇検村、瀬戸内町ではまだまだ規模は小さいが養殖マグロの国内シェア50%を越える量を生産しているらしい。80m×40m水深12mの一つのイケスの中に2000匹居るそうな、かなりのギュウギュウ詰めでかわいそうでもある、マグロ類の魚は産まれた瞬間から休む事無く泳ぎ続けなければ生きていけない魚である、網の底でハンモック寝をしているマグロは死んだ物、この小さなイケスの中を数百キロにもなる魚がグルグル・ぐるぐるやっぱりかわいそう。ストレスためないようにビタミン剤を与えているらしい。

 だけど、これは鯛やヒラメや鰤の養殖と比べて何が凄いかと言うと、このイケス1つで数億円~数十億円の魚が泳いでいると言う事だ、超大金持ちの家でだだっ広い池があろうともこれだけの価値の魚(錦コイ)はいなかろう。

 人口爆発・自然破壊・食文化の変化で今世界中が海洋資源や漁業に目を向けている、反面自然環境保護の活動で漁獲制限も厳しくなっている、これらの背景からしてもこのマグロ養殖は大きな未来をもたらす事だろう。なんかマグロまで豚や牛とおなしになると言うのも寂しい。

 そのうち松形弘樹・梅宮辰夫のイカダでマグロ一本釣りとか放送されたりして。。。

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