蛸林 Daily Work

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水彩の実践バイブル

2006年04月21日 | 芸術、技法
ふっと寄った書店で、思わず衝動買いしてしまいました。
いつもなら、パラパラ捲って「ふぅ~ん」と、立ち読みして書棚に戻してしまう事が多いのですが「ビビッ!」と来ちゃいました。
初版第一刷が、2006年4月25日って・・・・まだ、4月21日じゃん!
ってことは出たばっかりの本です。

サイズがA5変形版で小さめのせいなのか、技法書としてはかなりリーズナブルな価格なのですが、中身は濃いです。

著者は英国在住の画家。
巷でにぎわっている、写真をPhotoshopでハイライト加工したようなアメリカンスタイルの水彩画だけではないです。
英国調の水彩画を確認したい人にはうってつけの技法書だと思います。
そして、基本的な技法の説明にとどまらず、研究家ではなく?、現役画家?ならではのような実践から滲み出たような、ちょっとしたアドバイスが嬉しいです。

という訳で、お薦めの一冊です。

初版本のせいか、ところどころ、図と文章が一致しないところがありますがご愛嬌でしょうか。
(例えば P20の基本パレットの色と色の名前が一致していない)

水彩の実践バイブル
マリリン・スコット著
出版社/発売元:グラフィック社
ISBN4-7661-1648-8 C3070
税別 2000円



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2 コメント

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気になる本 (シャトルです)
2006-04-22 13:20:22
なんだかこの本、気になりますね。

本屋さんで、立ち読みして?決めましょう。

画風は、表紙絵風ですか?



water Fodo紙って使ったことないですが、どんな感じの紙なんでしょうか。表紙のデザインは見たこともあるような気もしますが。

最近、モンバルキャンソンを使ってますが、どうも吸い込みが早い感じがしますね。それに比べコットマンははじく感じです。そこでしばらくラングトンにしてみようかなと。

ウオーターフードはどちら系なんでしょうか?
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re:気になる本 (蛸林)
2006-04-22 14:32:24
シャトルさんへ

収録されている、作家の数をざっと数えたら36人居ました。

って訳で、それぞれの技法毎に、いろんなスタイルの絵があります。

作家の名前が書かれていない物は、著者の作品だと思います。

ですから37人?ぶんの絵があります。



Water Fordのサイジングの具合は、キャンソンとコットマンの中間くらいではないでしょうか。

ラングトンは使った事ないので比較はできませんが・・・

ワトソンに似ていますが、絵の具の弾きはもっと穏やかですし発色も良いです。

ワトソンを上質にしたという感じです。

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