蛸林 Daily Work

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金泥もどき

2007年04月09日 | 芸術、技法
金箔を扱うのは、ちょっと難しそうなので、クサカベのピグメントで「グリーンゴールド」というのを買ってきた。
(値段からすると金という事は考えられない。たぶん、真鍮か青銅の粉じゃないかな?)

ただ、膠水を加えて練るだけでは、ダマになるみたいな感じでダメ。
アラビアガム液でも試したけど同じ。

金泥の溶き方を調べてみると・・・
1)薄めの膠水を加えて練る。
2)加熱し水分を飛ばす。
3)多めの水を加えて上澄みを捨てる。
4)膠水を加えて練る。
(これを何度か繰り返すらしい)

実際にやってみると、牛乳を沸かした時のような膜と、中間層はほとんど水、そして底の沈殿物に分かれる感じで、何度かやらないと奇麗に分散しない。
粉の表面を樹脂が奇麗にコーティングしないとうまく行かないらしい。

ナカガワ胡粉の「銀パール」は、膠で溶くだけで奇麗に混ざったんだけどなぁ・・・・

ふっと思い、手元にあった、オックスゴール(牛の胆汁:界面活性剤)を一滴たらしてみたら・・・
膠水を混ぜただけのものでも、奇麗に混ざってしまった。
実際に紙に塗ってみたけど、奇麗に濡れたし、粉の浮き(剥がれ)も無い。
これ結構使えるかも。


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