蛸林 Daily Work

お気楽な絵とグライダーのBlog
Copyright(c) Takorin. All Rights Reserved.

白の絵の具

2007年04月16日 | 芸術、技法
白の絵の具と言えば、水彩では、チタニウムホワイト(オペークホワイト)とチャイニーズホワイト(ジンクホワイト)ですが、隠蔽力は随分違います。
前者が非常に高いのに対し、後者は半透明な感じ。

ガッシュのセットでは、チタニウムホワイト、透明水彩ではチャイニーズホワイトが一般的でしょうか。

で、ガッシュで描く時にもチャイニーズホワイトを使ったら、とっても使い易かった。特にパレット上での混色は、絶対こっちの方が良い。
(メーカーでの混合色も水彩の場合はチャイニーズホワイトが使われている場合が殆ど。)

単独でハイライトを入れる時のような使い方ではチタニウムホワイトの隠蔽力は優れているのだけれど、透明感のある柔らかい感じは微妙な色の調整にはもってこいの感じだった。

日本画用の胡粉も良いのだけれど、バインダーと練らなければいけないのでチョット面倒。
チューブタイプの胡粉を調べてみたら・・・チタニウムホワイトが混ぜられているようだったので、買うのは止めちゃった。

両方とも光触媒としての機能があるようで、退色が気になり、あまり使用しなかったのだけれど、あまり気にしなくても良さそうと思えてきました。

ちなみに、黒も、一般的なアイボリーブラックよりも、粒子の細かい、ランプブラックの方が良いみたい。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。