蛸林 Daily Work

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支持体と地塗り

2007年03月15日 | 芸術、技法
ベニヤ板のパネルの上に「白亜地」「アクリルジェッソ」と、アクリルジェッソを塗って白くしたパネルに、鳥の子紙を貼り、それに胡粉を膠で溶いた物を塗った3種類の地塗りを作ってみた。
(鳥の子紙を張ったパネルを白く塗ったのは、紙が塗れた時に、透けてベニヤ板の色が見えて色が判りにくくするのを防ぐため)

「白亜地」は、本来なら、麻を貼った上に膠水で溶いたボローニャ石膏を塗るようなのだが・・・麻を貼るのはちょっと今回は省略。
また、先日紹介した「黄金テンペラ技法」の本にあった、一度に(湿っているうちに)やらないとピンホールができるというのが出ていたのだが・・・
もっと厚さを稼ごうと欲張って二度塗りしたら、ちょっとピンホールが出来てしまった。
反省。

胡粉が、いちばんきめ細やかな感じ。
次がアクリルジェッソ。
いちばん粉っぽいのが「白亜地」

作業は、もちろん、アクリルジェッソがいちばん楽。
準備が面倒だが、塗るのはジェッソと同じくらいなのが胡粉。
準備は胡粉ほどではないが、塗るのが面倒というか忙しいのが白亜地。
でした。

さて、この先どうなる事やら。


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