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1000年以上続く世界最大の迷宮都市「フェズ」

2014年01月27日 | モロッコ

 日本の京都と奈良に相当する世界遺産の古都、「フェズ」と「メクネス」。現在、政治、経済の中心は西側のラバトやカサブランカに移ってしまったが、1000年以上も前に建設された街並みは今も残っていて、それらの建物が人々の生活の場として生き続けている。色あせたモスクの塔からアザーンの声が響く(地球の歩き方から引用)。

 世界一複雑な迷路の街といわれるフェズの旧市街。今朝、ホテルを出るときに、フロントの人から「できたらガイドを雇ったほうがいい。でないと迷子になってしまう」と言われてガイドを雇うことにした。 

 旧市街を取り囲む門。ホテルを出てしばらく歩く。野菜や衣料品など実に様々な物を売っている。

メディナ(旧市街)の入口にあるフェズ最大の門「ブー・ジュルード門」。1913年に建造されたもので、外側は幾何学模様に彫刻を施し、青色や緑色のタイルで彩られている。

ブー・ジュルード門からモスクを眺める

タイル張りが美しいモスクの水場。地元の人が手洗いをしている。

 旧市街にあるアクセサリーの店

 王宮。かつてのスルタン(王様)の居城であり、現在は、モロッコ国王がフェズに滞在するときに使われる。観光客は中に入れない。王宮前広場には美しい草花が植えられ、数十本の街灯が立ち並ぶ。

 王宮から続く街路

 ロイヤルパレス(王宮)の看板

 王宮の外壁からフェズの街並み

 王宮の中庭

 王宮からフェズの旧市街へ

 カラウィン大学正門

 フェズの旧市街は坂道が多く、起伏に富んだ街並み

 旧市街を取り囲む門の中で一番高いところにある門 

泊まっているホテル

 

 鶏肉のタジン

メディナのなかにロバ。旧市街には小さい石畳道が縦横に通っていて、車は中に入れないので、ロバは荷物を運ぶ大切な役割。

 街角のスープ屋(5ディラハム:65円)。これに薄くて噛みごたえのあるパンをつけてくれる。

 

 スープ屋の主人

 フェズ市街で一番高いところにある「マリーン朝の墓地」からは市内全域が見渡せる。メディナの北、城壁の外の小高い丘に、マリーン朝の王様(スルタン)が埋葬されている墓地。

 左にいるガイドの親父さんがタバコのパイプをくわえている。「どうだ」と言われたが「いらない」。

 ガイドのおじさんが、普段は観光客に開放していないモスクを特別に案内するという。モスクの門を何度か叩くと、眠そうなおばさんが出てきたので、私が「中には入らなくていいです」と言うが、「絶対に見たほうがいい」と強引に中に案内された。

 まさに生活の場で、おばさんと子どもが食事をしているところだった。案の定、モスクを出る時にガイドから「おばさんにチップを渡して」

 一番目のガイドのおじさん。右はこのモスクに住む子供

 モスクの内部

 メディナの中の店。美しいランプ

メディナ散策の目印となる広場「サファリーン広場」

 職人街の主人。なべなどの金属細工を作っている。

 2番目のガイドの青年に引き継がれて案内されたモスク。

 モスクの内部。ここも一般の観光客には解放されていないそうで、またチップを請求される予感がした。

 モスクの内部には綺麗な絨毯。

 2番目のガイドの青年

 そのガイドが馴染みのパン工房を見せてくれるといって連れて行ってくれた。かまどでパンを焼いている。

 写真をとってもいい?と尋ねると「オーケー」

 出来たてのパン

 「カラウィン・モスク」。9世紀にチュニジアから移住した裕福な商人によって建てられた。1000年もの間改装を重ね、現在の収容可能人員は2,000人。異教徒は入れない。

 職人街の桶屋

風格を備えた14世紀の神学校「ブー・イナニア・マドラサ」。幾何学模様が美しい。

 

 

 


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世界遺産フェズ

2014年01月26日 | モロッコ

 マラケシュを早朝出て、世界遺産の街フェズへ。マラケシュから鉄道でカサブランカ、首都ラバト、メクネスを経てフェズへ着いたのは夕方6時。今日はホテルを8時に出てから10時間も鉄道で移動。

 マラケシュ駅

 

 アラベスク模様が美しい

 マラケシュ駅前

 マラケシュからカサブランカまでは不毛地帯。時折、防風林やサボテンがあるだけ。

 

砂漠の中のオアシス街

 夜6時にやっとフェズに着く。遠かった。

 フェズ駅構内

 フェズ駅の外観

 泊まっているホテル

 

 

 

 


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マラケシュ2日目

2014年01月25日 | モロッコ

 アグノウ門。旧市街メディナの南側、王宮の近くにある美しい門。アーチの周囲は赤と緑の砂岩で馬蹄形や半円形の模様で縁どられている。二つの大きな大砲が両側に備えられている。

 門の両側にある大砲

 旧市街を歩いていると今いる場所がわからない。

 ベン・ユーセフ・モスク。非イスラム教徒は入ることができない。

 モスクを眺めるレストランで

 新市街。ここは旧市街とは全く都市の様子が違う。

 マラケシュ鉄道駅でデモが行われているので、警官が厳重に警備しています。今日はデモのため鉄道駅は使えないとか。明日この駅からフェズに向かうのだがどうなることやら。

 ムハンマド6世通り。

 アトラス山脈。今回の旅の目的で一番大きなものはアトラス山脈を見ること。

 アフリカ北西部のモロッコからアルジェリアにかけてほぼ東西に走る山脈。最高峰はトゥブカル山で4165m。

 バヒア宮殿。大邸宅の周囲に広大な庭園を巡らし豪華な個室が並んでいる。

 

 

 大道芸が行なわれているフナ広場へ

 屋台は変えたが、今日の夕食もタジン料理

 隣のエスカルゴの屋台へ。たぶんエスカルゴを食べるのは初めて

 


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世界遺産マラケシュ

2014年01月24日 | モロッコ

 今日は世界遺産の都市マラケシュへ向かいます。カサブランカのカサ・ボォヤジャー駅を8:50分に出発します。マラケシュまでは4時間の道のり。 

 

 

 

 MARRAKECH(マラケシュ)行き8:50。マラケシュ駅の時計台

 2等客室は定員8人のコンパートメント。車内販売でコーヒー(10DH)を注文。

 カサブランカからマラケシュへ向かう途中は砂漠の中。電車の故障で停車中。乗客は慌てることもなく、「いつものこと」のようでじっと待っています。

 この電車のステップは階段が3段もあって高い。

 4時間ぐらいでマラケシュへ到着

 マラケシュ駅構内のマクドナルド

 マラケシュ駅はカサブランカと違って近代的な駅舎

 マラケシュ駅

 マラケシュ駅近くの王立劇場

 マラケシュの新市街

 新市街のモスク

 新市街のモスクの中

 イスラム教徒は一日に5回礼拝をする。ちょうど礼拝の時間。

 旧市街(メディナ)の入口

 旧市街は庶民が生活している場所。ここは世界遺産。

 モロッコ人が毎日食べているという煮込み料理「タジン」。厚い陶製の皿に材料を入れ、そこに三角の蓋をかぶせて弱火にかける。中身は鶏肉、羊肉、野菜などさまざま。サフランやパプリカ、オリーブオイルなどで味付けをする。注文したのは羊肉のタジン。

 炭火の上にのせて調理する。

 馬車の観光

マラケシュの世界遺産「クトゥビア」。「地球の歩き方」によると、モスクの高さは77m、1147年ムワッヒド朝の創始者によって着工され、その後、1199年現在の形になったという。

 

 一度破壊された後、基礎の部分を保存したもの

 旧市街からクトゥビアを望む

 マラケシュのホテル。ゴッホの自画像風の内装が施されたという客室。

 

 3階の渡り廊下からみた客室

 ホテルの近くの旧市街 

 

 泊まっているホテル

旧市街(メディナ)にある「ジャマ・エル・フナ広場」。かつてはサハラやアトラス商人・農民などの各地の人々が集まる場所であったという。

 呼び込みをしている屋台があり、美味しそうだったので入った。

 注文したのは「クスクス」。地球の歩き方によると、北アフリカを代表する煮込み料理。スムールという「世界最小のパスタ」を蒸して、野菜と羊肉、鶏肉、魚などを煮て、中身とスープを分けて出す。これらをスムールにかけて混ぜて食べる。

 羊肉

 


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カサブランカ2日目

2014年01月23日 | モロッコ

 ホテルの朝食バイキング

 この黒い果物は塩辛くて食べられない。

 この果物はもっと塩辛い。

 1980年代から90年代にかけて8年の月日を費やして作られたという「ハッサン2世モスク」。モロッコでは一番大きいモスクで、ラマダンの時には10,500人が一度に礼拝できるという。

 ちょうど日本の団体旅行客が来ていましたので、そのグループの一番最後についていくと、ただで説明を聞くことができました。日本人の添乗員の他にモロッコ人のガイドがいて、モスクでの礼拝の仕方を説明しています。

 外は冷たい雨。時折横なぐりの激しい雨が降り続いています。

 モスクに併設されている神学校

 モスク内部の渡り廊下

 モスク中央にある尖塔

 大きな浴場

 10,500人が一度に礼拝できる。靴を脱いで中に入る。

 モスクを出て近くにある旧市街(メディナ)へ

 旧市街からモスクを眺める

 庶民の台所

 ここは果物や野菜が豊富

 インゲンの屋台

 

 昼12時頃、近くの小学生の帰宅時間

メディナの中の屋台

 フランスパンにひき肉や野菜をつめて5DH(1DHは13円)

 この屋台で食べていた高校生5人のグループ

 旧市街(メディナ)の入口

 カメラを構えると・・・愛嬌がいい

 メディナの入口の時計塔

 市街地のトラム

 野菜や花がたくさん

 雨が強く降り続き寒い

 近くのカフェに

 ホテルの近くのモスク

 ホテルの周辺

 近くのレストラン

 夕食は

 ひき肉と野菜のサラダ

 

 


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