私が勤めているH大学の外観。
賃貸物件で、築５０年を超えて老朽化している。このキャンパスには、外国語学部と情報処理学部が入っている。市内には全部で７つのキャンパスがあって非効率なので、現在、新校舎を建設中らしい。
その宣伝看板がこれ。
地上２５階、地下４階建ての新校舎が今年中に完成するらしい。
しかし、市内にある７つのキャンパスが全て、この新校舎に移転するのかを何度聞いても「わかりません」。このように必要な情報が適切に伝達されないのがやはりここらしい。
私は、この大学の２階に住んでいる。下の写真の新校舎の看板があるところ。この看板のために日中も部屋が真っ暗になってしまった。もう慣れたけど・・。夕方、西日が入ってこないので、以前ほど室温が上がらなくなった。
教室
校舎の２階、学生たちのリラックススペース
今年のベトナム歴の関係で、後期の授業は今週で終わります。
私が担当している科目の一つ「日本の社会と地理」（２年生）のクラス。最後の授業が終わり、期末試験（このクラスは５月２６日）までは、各自で試験勉強をしてもらいます。厳しく採点します。
合格しなければ、１学年下の学生達と一緒に、来年また勉強しなければなりません。
H大学の将棋クラブのメンバーは、これまで３人（学生Tさん、日本人教師２人）だった。今日、新たに学生１人が加わって４人になった。
ベトナムでは、日本の将棋はほとんど普及しておらず、街角では、路上で「中国将棋」をしている人達をよく見かける。
新規加入した学生は、Tさんから駒の動かし方や基本的なルールを教えてもらい、Tさんと初対戦。
右は指導教官Tさん、左は新人
Tさんと私の対戦成績は五分五分。Tさんは、最近、日本人が経営しているカフェに行って、その経営者Kさんとも対戦しているらしい。Tさんが将棋について話しているときは、とっても楽しそう。
阪大の外国語学部英語学科のМさんが、昨年９月から６か月間、私が勤めるH大学英語学科に留学に来ています。
H大学の日本学科学生達に誘われてМさんと一緒に食事に行きました。
右がМさん。「将来、どういう仕事に就きたいですか？」と尋ねると、「専攻している英語を生かせる外国クルーズ客船のキャビンアテンダントになりたい」。
「沖縄の浦添市出身で、クルーズの余興に沖縄のエイサーを披露したい」と言っていました。
昨年９月に始まった前期日程が１２月２６日に終わり、約１か月半の旧正月休みになりました。学生達は故郷に帰り、家族や友達と楽しい正月休みを過ごしたことと思います。
今日、２月１３日（月）から後期が始まりました。久しぶりに会った学生達。
学生の一人が、田舎から「タマリンド」をお土産に持ってきて、クラスの仲間に配っていました。ここに暮らして約４年になるけど、タマリンドを食べたのは初めて。
４年経っても知らない食べ物はいろいろあるんだな～。
タマリンド ➡http://www.kami-shoku.com/super-shokuzai/11313/
こんなに栄養価の高い果物だとは・・。外見からは想像もできない。
この記事の中で、私が特に注目したのは、「ビタミンCや他の抗酸化化合物によって、カラダの免疫システムを強化してくれ・・」というもの。
このブログの冒頭で書いている通り、「後１０年ぐらい、ここで生活してもいいかな」という心境なんだけど、それは健康であってこそ。もし、「ガンです。早期治療が必要です」と診断されたら、ここでは治療はできない。その際、海外生活を諦めて帰国するしかない。
そのガン予防に一番効果があると言われているのが、「自分の体に備わっている免疫力を高めること」。
その免疫力を高めるのに、タマリンドが役立つというんだから、これはいい。
