語学学校の隣にある公立小学校です。これは正門から見たところ。昼休み時間なので売店にパンなどを買いに来ています。日本では小学校や中学校では給食があたりまえですが、フィジーでは給食はありません。給食を作る施設がないためです。子供たちは、親が弁当を持たせてくれる子は弁当を、弁当のない子は売店で菓子パンなどを食べています。
日本では「食事は大切」と教わります。食事は教育の一環であり、大切なウエイトをしめています。しかし、今日はいろいろと考えることがありました。日本という「世界でも一位か二位」の恵まれた国にいて、当たり前だと思っていたことが、日本から海外へ、特に発展途上国に一歩出るとそれは当たり前ではないということを。
この公立小学校では、体育館もありません。プールもありません。運動場は草が生えているだけです。でもよく考えてみるとフィジーのように「物がないからといって、それが必ずしも不幸とは言えないのではないか」と。
昼休みに売店に並ぶ小学生
小学校の職員室
昼休みに家から持ってきた弁当や、売店で買ったおやつを食べている小学生。
運動場はこんな具合。ただ草が生えているだけ。
新しい留学生。左は大分に在住している「Yumi」さん。今年3月に大分県の公立高校の先生を定年退職したそうです。子供がシンガポールに住んでいて、「孫と英語で話したい」というのが留学の理由だそうです。
その右は北海道の洞爺湖の近くに住んでいるという「Mutsumi」。高校1年生で夏休みを利用して留学しています。今日は二人の新しい留学生を迎えました。
右から「Kazu」「「Shige」「Mutsumi」