takatoriasia

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2020年6月、ハノイへ移住
 2022年1月、永久帰国

苦学生Tさんに朗報

2016年03月31日 | サイゴン生活

 Tさんの実家は、H大学からバスを2つも乗り継いで片道約2時間の所にあります。入学後、約2年間、往復4時間かけて通学していました。

 今日6時過ぎに図書室へ行くとまだTさんが残っていました。Tさんは、自宅近くの屋台で毎日アルバイトをしているので、普段は4時には大学を出て家に帰ります。

 「今日は遅いですね」と聞くと、Tさん「新しいアルバイト先を見つけたんです。それは市内空港近くのT.B.区にある料理屋です。その料理屋で毎月休みなしで働き、アルバイト料は1か月200万ドン(約1万円)、その3階にある部屋に無料で住み込むという条件です。

 勤務条件は、最低拘束時間が毎日午後6時から11時まで(土日もなし)、お客さんが帰らないと深夜2時までというもの。でも、今までは往復4時間かけて通学し、毎晩11時から2時まで働いていたことからすると随分良くなったと言ってます。

 そのTさん、学校ではだれよりも熱心に勉強しています。そして、金曜日の昼休みは私と将棋を指します。日本と五輪真弓が大好きなTさんを心から応援したい。

 右がTさん

 


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日本では見かけないもの

2016年03月29日 | サイゴン生活

 営業している限り、毎日必ず夕食に来ているフーティウ屋台。その屋台の向かい側に、サトウキビの屋台があります。

 フーティウ屋台の客から注文があると、専用の機械でサトウキビを絞り配達します。ここでは、他の店から食べ物・飲み物を持ち込むのは自由。日本じゃ考えられない。でもこれが普通。

 このサトウキビ屋台は、フーティウ屋台が休業の時(休業は不定期で主人の勝手)は、同じように休業する。開けてても客が来ないから。

 

 

 

 


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送別会

2016年03月28日 | サイゴン生活

 3年生のBさんが、28日(月)夜、ベトナム航空で関西空港に旅立ちます。H大学と協定を締結している大阪の私立大学へ留学します。

 Bさんは、6か月間ホームステイをして日本語、日本文化などを学んできます。学費は無料、ホームステイ先の家賃や食費もその大学が支給するという恵まれた条件です。

 でも、航空運賃や、現地でのその他の生活費は学生が負担しなければなりません。日本との生活費の違いを考慮すると、それでも大変な負担になると思います。

 それを考えると、昨年国費留学したH大学のK先生はとても恵まれた条件です。日本国が生活費として毎月14万5,000円を2年間支給、往復の交通費も支給するというもの。K先生の努力もさることながら、日本は毎年、海外からたくさんの国費留学生を受け入れている。すごい国だと思う。

 昨夜、Bさんを囲んで送別会をしました。

 左がBさん

 

 

 

 

 

 

 

  左は私のクラスのTさん。H大学将棋クラブの正会員(といってもTさんと私の二人だけ)。このTさんはまさに苦学生。自宅から通学時間は片道2時間、バスを2回乗り換えて大学に通学しています。そして、毎日深夜11時から2時までの3時間、自宅近くの屋台で皿洗いをしています。客が多いときは9時から2時まで。

 そのアルバイトの月給は200万ドン(約1万円)。それを学費と生活費に充てているそうです。

 そのTさんに「自宅で勉強する時間はありますか」と聞くと、「本当は勉強したいんですが仕事に疲れてできません」。

 でもTさんはクラスでトップの成績。授業の合間に図書室で自習してます。こんな話を聞くと本当に幸せな気持ちになる。「当地に来てよかった」と思うとき。

 Bさん

 中島みゆきの曲を歌う2年生


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ブックフェア

2016年03月28日 | サイゴン生活

 学生達が「公園に行きましょう。本が売ってます」というので一緒に行ってきました。

 市内の大きな公園で年に1回行われているもので、今年で9回目。

 

 

 

 

 

紀伊国屋

 


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天秤棒

2016年03月26日 | サイゴン生活

 授業の合間に時々街歩きを楽しみます。

 街歩きの楽しみは、短期の海外旅行ではなかなか見られない現地の生活を垣間見れること。

 中心街の1区で天秤棒を担ぐきゃしゃな女性

 

 

ここは大学前通り

学内風景

 時々果物を買うおばさんの屋台

 

 

 

 


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