実は子供がいるんです

　一昨日のおしゃべりボランティアの日。ベトナム人のYさんとはよくお話しする人のうちの一人です。そのYさんが「私の子供です」とアルバムを皆に見せました。皆はYさんが結婚していることも知りませんのであっけにとられています。真ん中の男性がYさん。

　Yさんはサイゴンで不動産の仲介やアパートの賃貸などをしています。名刺を見ると「社長」です。そのYさんの結婚の相手は・・・日本人の女性です。それを聞いた周りの人はあっけにとられ「ええ・・・」。

　Yさんの話。「私の妻は○橋○○といいます。今、埼玉県の越谷市に住んでいます。妻はベトナムが大好きで、旅行で訪れてはこのおしゃべりボランティアの会に顔を出していました。そこで知り合って結婚したのです。皆「えええ・・・・」。

　Yさんの赤ちゃんは６ヶ月です。アルバムには赤ちゃんの写真、奥さんの写真、そして、今年６月にYさんの父親と一緒に越谷市に挨拶に行った時の写真がありました。

　いや・・・驚いたのなんのって。

　そこで、周りのみんなが「Yさん、今は妻と子供とは別々に暮らしていますが、これからどうするつもりですか？」。

　Yさん、「私は不動産賃貸業をしていますが、これを日本でする力はないです。ですから、妻と子供がここに来てくれることを望んでいます」

 

　

おしゃべりボランティアの忘年会

　今日は、今年最後のおしゃべりボランティアの日。日本人の会長が「もう今年も終わるんですね、早いですね」と言われ、しみじみ思いました。この１年を振り返って私の感想。

　４月に異国の地で生活を始めたときは、本当に心細くて、このままやっていけるんだろうかと何度も思ったものです。何しろ、買い物一つをとってみても、こちらの店員は「売ってやっているだ、何か文句あるか」といった態度。お客さんが店に入ってきても、店員同士でおしゃべりに夢中で、「ああ、せからしいな。客なんか来なければいいのにな」といった態度。でも、わかるような気もします。一生懸命働いたところで、適当に働いたところで給料は一緒なんだから。

　おしゃべりボランティアの後、いつものレストランで今年最後の食事会

　

　左はこのケーキを作ってくれたYさん。

　そのYさんの奥さん

 

 

Ｖ大学の学生と食事会

　Ｖ大学の授業が先週の木曜日で終わり、今週から１月中旬までは前期の期末試験です。Ｖ大学の学生２人がH大学まで迎えに来てくれ、H大学の近くの食堂で食事会をしました。

　この食堂は、セルフサービスになっていて、店頭においてある肉や魚、野菜などを皿に持って自分のテーブルへ行くと、店員がそれをオーダー表に書きます。

　地元客だけしか来ないので、ローカルプライスでとても安い。また一人でも来たいが、バイクで連れて来てもらい、この場所がわからないので自分一人では来れない。

　

　店の中と歩道の上のテーブル席に多くの客でひしめいている。

　きのこ

魚

タコ

　たぶん羊の肉

イカ

野菜もいろいろな種類がある

 

 

 

 

 

　

真っ赤なミズレンブ

　昨日の授業のときに、学生の一人が「田舎から送ってきましたので食べてください」と果物をくれました。真っ赤なミズレンブです。英語名は「Water Apple」。

　

　リンゴというよりナシに近い。みずみずしい食感でほのかに甘味もありますが、少し苦味があって、たぶん人によって好き嫌いがあるんじゃないかなと思う。

　

学生が「寒いです」

　最高気温が30度を超える天気が続いていましたが、ここ数日は昼間の最高気温が29度に、朝の最低気温は19度まで下がりました。この”冷え込み”と、朝と昼の気温差で、社会人の学生のTさんがかぜを引いています。首にはマフラーを巻いて「寒い、寒い」と言っています。Tさんは来年４月、東京・墨田区の学校に留学する予定です。４月になれば東京の寒さも和らいでいる頃なのでなんとか慣れるでしょう。

　外国人教師寮の台北出身のY先生もひどい風邪を引いて、一晩中咳が出て苦しそうです。　天気予報によればこの寒さも12月31日からはまた最高気温が31度、１月２日からは32度に戻るようです。