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2013年4月、ホーチミンへ移住
2020年6月、ハノイへ移住
 2022年1月、永久帰国

もう一度訪れたい国「モロッコ」

2017年08月05日 | モロッコ

 2014年1月に旅行したモロッコの記事を再掲します。今まで旅行した国の中で、非常に印象深かった国の一つです。

 しかし、観光客にとって問題があるのは、この国は厳格なイスラム教国で、公共の場所では観光客といえども、ビールなどのアルコール類を飲んではいけないということです。レストランやホテルでは自由に注文できますが非常に高い。

 しかし、ホテルのフロントに聞くと、闇で売っている店を教えてくれた。その店に行くと、店主が、ビールを黒いビニール袋に入れて、中身がわからないように渡してくれた。辺りを相当気遣っていた。

 今度は、エジプトを旅したい。

 

1000年以上続く世界最大の迷宮都市「フェズ」

2014年01月27日 | モロッコ

 日本の京都奈良に相当する世界遺産の古都、「フェズ」と「メクネス」。

 現在、政治、経済の中心は西側のラバトカサブランカに移ってしまったが、1000年以上も前に建設された街並みは今も残っていて、それらの建物が人々の生活の場として生き続けている。色あせたモスクの塔からアザーンの声が響く(地球の歩き方から引用)。

 世界一複雑な迷路の街といわれるフェズ旧市街。今朝、ホテルを出るときに、フロントの人から「できたらガイドを雇ったほうがいい。でないと迷子になってしまう」と言われてガイドを雇うことにした。 

 旧市街を取り囲む門。ホテルを出てしばらく歩く。野菜や衣料品など実に様々な物を売っている。

 メディナ旧市街)の入口にあるフェズ最大の門「ブー・ジュルード門」。1913年に建造されたもので、外側は幾何学模様に彫刻を施し、青色や緑色のタイルで彩られている。

ブー・ジュルード門からモスクを眺める

タイル張りが美しいモスクの水場。地元の人が手洗いをしている。

 旧市街にあるアクセサリーの店

 王宮。かつてのスルタン(王様)の居城であり、現在は、モロッコ国王がフェズに滞在するときに使われる。観光客は中に入れない。王宮前広場には美しい草花が植えられ、数十本の街灯が立ち並ぶ。

 王宮から続く街路

 ロイヤルパレス(王宮)の看板

 王宮の外壁からフェズの街並み

 王宮の中庭

 王宮からフェズの旧市街

 カラウィン大学正門

 フェズの旧市街は坂道が多く、起伏に富んだ街並み

 旧市街を取り囲む門の中で一番高いところにある門 

泊まっているホテル

 

 鶏肉のタジン

メディナのなかにロバ。旧市街には小さい石畳道が縦横に通っていて、車は中に入れないので、ロバは荷物を運ぶ大切な役割。

 街角のスープ屋(5ディラハム:65円)。これに薄くて噛みごたえのあるパンをつけてくれる。

 

 スープ屋の主人

 フェズ市街で一番高いところにある「マリーン朝の墓地」からは市内全域が見渡せる。メディナの北、城壁の外の小高い丘に、マリーン朝の王様(スルタン)が埋葬されている墓地。

 左にいるガイドの親父さんがタバコのパイプをくわえている。「どうだ」と言われたが「いらない」。

 ガイドが、普段は観光客に開放していないモスクを特別に案内するという。モスクの門を何度か叩くと、眠そうなおばさんが出てきたので、私が「中には入らなくていいです」とジェスチャーで伝えるが、ガイドは「絶対に見たほうがいい」と強引に中に案内された。

 まさに生活の場で、おばさんと子どもが食事をしているところだった。案の定、モスクを出る時にガイドから「おばさんにチップを渡して」

 一番目のガイドのおじさん。右はこのモスクに住む子供

 モスクの内部

 メディナの中の店。美しいランプ

メディナ散策の目印となる広場「サファリーン広場」

 職人街の主人。なべなどの金属細工を作っている。

 2番目のガイドの青年に引き継がれて案内されたモスク。

 モスクの内部。ここも一般の観光客には解放されていないそうで、またチップを請求される予感がした。

 モスクの内部には綺麗な絨毯。

 2番目のガイドの青年

 そのガイドが馴染みのパン工房を見せてくれるといって連れて行ってくれた。かまどでパンを焼いている。

 写真をとってもいい?と尋ねると「オーケー」

 出来たてのパン

 「カラウィン・モスク」。9世紀にチュニジアから移住した裕福な商人によって建てられた。1000年もの間改装を重ね、現在の収容可能人員は2,000人。異教徒は入れない。

 職人街の桶屋

風格を備えた14世紀の神学校「ブー・イナニア・マドラサ」。幾何学模様が美しい。

 

 

 


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パリからサイゴンへ

2014年01月31日 | モロッコ

 1月30日(木)パリ・シャルル・ド・ゴール空港13:35発→

 1月31日(金)ホーチミン07:10着

 シャルル・ド・ゴール空港内

 

 今日1月31日は中国、香港、台湾、ベトナムなどの中華圏の正月です。空港内の中国系の店は正月の飾り

 

 ベトナム航空のパリ~ハノイ間を結ぶ路線が同じ時間帯に出ます。パリでアオザイを見るとは。

 一度目の機内食はパリを出てからすぐ。

 二度目の機内食は早朝5時頃。

 

 

 


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カサブランカからパリへ

2014年01月30日 | モロッコ

 カサブランカ(ムハンマド5世空港)10:25→パリ・シャルル・ド・ゴール空港14:30

 カサブランカのホテルロビー

 カサブランカのカサ・ボヤジャー駅を早朝6:07発の電車でムハンマド5世空港へ向かう。

 モロッコ国内を結ぶロイヤル・エアー・モロッコ

 雨が降る寒い中、エアーフランスでパリへ

 エアーフランスの国際線

 国際線の一部

 フランス国内線

 雨の中、シャルル・ド・ゴール空港に到着

 空港内

 ホテルの近く

右側の建物が泊まっているホテル

 

 ホテルを出たところにある大通り

 ホテルを出て近くを散策

 ロミオとジュリエットという看板

 食堂に入り「ケバブ」を注文。8ユーロ(1120円)

 


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首都ラバト

2014年01月29日 | モロッコ

 今日はモロッコの首都ラバトへ。メクネス駅を7時半に出発し、2時間20分でラバトに

 国王の肖像画

 RABAT VILLE(ラバト駅)

 

 ラバトは政治の中心

 街の新聞・雑誌売り

 ラバトは他のモロッコの街とはちょっと趣が違って洗練された感じがする。

 堅牢という言葉がふさわしい「ウダイヤのカスバ」。17世紀に建造された城塞。

 城塞の中は今も人々が暮らしている。

 青と白のコントラストが美しい旧市街

 旧市街のなかのモスク

 旧市街のアートギャラリー

 右が城塞。城塞は大西洋に面している。首都ラバトは大西洋に面する港町

 城塞の近くの灯台

 城塞が大西洋に突き出たところ

 ウダイヤのカスバの中の庭園

 城塞の中に作られたテラス

 大西洋と城塞

 港の漁師

 街中を走るトラム

ハッサンの塔。1195年に当時の国王が建設に着手したが、国王の死亡により工事は中断されたまま現在に至っている。未完でも44mもあるこの塔は、スペインのセビリアのヒラルダの塔、マラケシュのクトゥビアに並んで世界最大級を誇る(地球の歩き方から引用)

 フランスの植民地から独立を勝ち取った元国王ムハンマド5世の霊廟。1961年に没後、1973年に完成した。霊廟の4つの入口には真紅の衣装をまとった衛兵が立っている。

 ハッサンの塔

 ムハンマド5世の霊廟

 中央にあるのが遺体安置所

 天井の飾りが美しい

 衛兵

 衛兵はライフル銃を持って警護している。

 ラバトの新市街

 ラバト駅

 泊まっているホテル

 メルヘンチックな部屋

 


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世界遺産メクネス

2014年01月28日 | モロッコ

 モロッコ料理「ひよこ豆のスープ」

 羊肉と野菜を鉄板で焼いてフランスパンに挟んだ料理

 遠くから子供たちが眺めていて、この後店に入ってきます。たぶん子供のお小遣いでも買える庶民的な屋台

 羊肉とトマトを鉄板で炒めたものを、ゴマをまぶしたフランスパンで挟んだもの。うまい。

 今日はフェズからメクネスへ移動。メクネスには2つの駅があり旧市街に近いアミール・アブデルカデル駅で降りる。鉄道での移動時間は40分

 フェズ駅

 この駅にもモロッコ国王の肖像画が飾ってある。モロッコ紙幣の肖像画も国王。モロッコのタブーは、国王及び王室の批判と宗教に対する誹謗・中傷、アルコールと豚肉 

フェズからメクネスへ電車で移動。途中はオリーブの木がたくさんなっている豊富な穀倉地帯

 メクネスの駅に着く。この駅で日本人の年配のご夫婦に会った。私と同じようにフェズから来て今日はまたフェズに戻るとおっしゃっていた。一言挨拶をしただけで別れた。

 

メクネス駅前の新市街から世界遺産の旧市街を望む 

 

 王宮。警官が警備していてものものしい雰囲気。とても写真には撮れない。

 王宮は広大な敷地で、観光客は中には入れない。

 王宮を過ぎたところにある「マンスール門」

 「ムーレイ・イスマイル廟」。世界遺産「古都メクネス」の象徴と言われる建物で、壮大な王都建設を夢見てその完成を待たぬままこの世を去った王の遺体が安置されている。非ムスリムも入場できる唯一の廟。非ムスリムは、ムスリムたちがお祈りをしている部屋に入ることはできないが、遠くから見ることができる。

 狭い入口から入り、いくつかの部屋や中庭を通る

 最後に中央に大理石の水盤がある部屋に来る。

 壁から天井にかけてのモザイクや彫刻、赤い絨毯が美しい。

 幻想的な灯

 赤や青の綺麗な輝き

 柱は幾何学模様

 柱の彫刻が素晴らしい

 マンスール門

 エディム広場。中央に大きな噴水が3つあり、その周りに雑貨屋、果物屋などがある。メディナのちょうど中央にある。

 

 車の車種をみると、一番多いのはフォードで、その他はプジョー、ヒュンダイ、ベンツ、VWといったところ。東南アジアでは日本のトヨタやホンダが席巻しているが、ここではほとんど見かけない。

 モスクの近くにある広場。観光馬車が待っている。

 

 メクネスの旧市街は坂が多い。

 地元の銀行も旧市街に配慮してか、街並みに溶け込んでいるような建物

 

 旧市街の市場は多くの人出で活気づいている。

旧市街の城壁にはいくつもの門があり、バスや車が通って生活の場となっている。

 今日は本当に怖かった。何が怖かったかというと、3時頃にそろそろ予約しているホテルに行こうと旧市街でタクシーに手を挙げたが、ほとんどのタクシーには客が乗っていて止まってくれない。たまに止まってくれたタクシーにホテルの住所が書いてある紙を見せたが、何度も「わからない」と言っては過ぎ去っていく。

 ホテルはBooking Comで予約したものだが、この住所表記が英語になっているので、モロッコのタクシー運転手には読めないもの。アラビア語だと分かるのだが・・・。

 何度もタクシー運転手からわからないと言われると本当に不安になり、今日は最低気温7度のモロッコで野宿しないといけないかと思っていたときに、やっと「分かる」というタクシー運転手が見つかった。本当に怖かった。

 ホテルに着いてチェックインをしようとするが、ホテルの主人はフランス語とアラビア語しか話さないので、何を言っているのかさっぱりわからない。主人はらちがあかないと思ったのか、その友人で英語を話す人を電話口に呼び出して、その友人と英語で話してやっとチェックインができた。今日は疲れた。

 部屋に入るとエアコンがあるものの壊れていて使えないという。寒いという仕草をすると「毛布があるからいいだろう」というジェスチャー。もうどうでもいいや。風邪ひきそう。

 旅行の際に、ホテルはAgodaかBooking Comで予約するが、その時の検索条件は2つ。一つはホテルのグレードを示す星が3つ星。以前、1つ星や2つ星のホテルに泊まって大変な思いをしたことがあるため。4つ星や5つ星は1泊2万円から3万円するところがあり、とても利用できない。

 もう一つの検索条件は部屋でWifiが使えること。今回の旅でもこの条件で検索して予約したが、約束と違って部屋でWifiが使えないホテルが2つあった。この場合仕方ないので、ホテルのロビーでwifiを使ったが、コンセントの数が限られているので他のお客さんが使っているときは使えないなど不自由した。

 また、東南アジアでは3つ星ホテルなら部屋に歯ブラシなどの洗面用具が備えてあるが、パリのホテルもモロッコのホテルにも3つ星には洗面用具はない。部屋履きもないので風呂上がりには裸足で移動。4つ星や5つ星の高級ホテルならあるだろうが料金が高すぎる。

 


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