前期の授業は９月に始まり、１２月２３日に全て終わりました。前期試験は１２月３０日から１月１６日までです。学生はその間試験勉強をします。学内を歩いていると、学生から呼び止められて質問されることがあります。
学生は１月２５日～２月２１日まで旧正月休みです。試験と採点が終われば私も休み。
旧正月は、中華圏の影響が強い東南アジア諸国や世界各地の中華街で祝われます。旧正月は年によって変わり、2014年は１月３１日、2015年は２月１８日、2016年は２月８日です。旧正月には学生は故郷に帰り家族や友達と過ごします。学生にとって一番の楽しみです。
そう、「郷に入っては郷に従え」なんです。いい意味でも悪い意味でも。
例えば、日本で食堂に入り、自分のテーブルに塩や胡椒などがなくて、隣のテーブルにはあるとすると皆さんどうしますか？。たぶん店員を呼んで「・・がありません」と言うか、隣の客に「すみません」と一言言ってそれを使うでしょう。
でも、ここじゃそうじゃないんです。えっ？
自分の欲しいものがあるテーブルにつかつかと行って、一言の断りもなしにそれを持っていくんです。
ここに来た当初はかなりびっくりしたけど、これも「郷に入っては郷に従え」。
こんなことでストレスを抱える方が馬鹿げていると思うようになったんです。
それと、これが一番違うことかな。
「電話の応対」。例えば相手と面と向かって話をしている時、誰かから（たぶん友人か家族）電話がかかってきたとします。
その電話にでるかどうか。出るとしても目の前に話相手がいるんだから、一言「すみません」があってもいいものをと思うんだけど、それはほとんどない。
電話中、待ちぼうけを食わされて、話題も寸断されてストレスを感じたものです。
でも、ここは日本じゃない。これがここのスタンダードと思えばいいだけのこと。
異国で生活すると、非常にストレスに感じることがある。
私が勤務するH大学は日本の５つの大学と交換留学協定を締結しているので、毎年５～６人がその大学に留学する。
私が心配するのはこうした習慣の違い。授業中に電話に出たり、相手と面談中にも関わらず友人や家族からの電話に出ると、日本では相手方はどう思うか？
私はここで生活しているので、ここの習慣に合わせざるを得ない。でも日本に留学する学生には、「日本じゃそれはだめだよ」と習慣の違いを教えるのも私達日本人教師の役割だと思う。
ここサイゴンに来た時に一番驚いたのは、店（屋台）などに、他の店から買ってきた食べ物や飲み物を勝手に持ち込んでいいこと。
まず、日本じゃ考えられない。
さて、この人はいったい何をしているんでしょうか？
そうです。
サトウキビを絞り機にかけてサトウキビジュースを作っているんです。このサトウキビ屋台は近くにある他の屋台の客から注文を受けて配達しているんです。
これは、となりの客がサトウキビジュースを注文していて、それを作っているところです。
ここに来て２年９ヶ月。来年４月で丸３年になります。
これからも当面（たぶん後１０年ぐらい）、ここで暮らしたいと願っていますが、異国暮らしは、ブログでは書けないような厄介なことも多くあります。
これは今度会った時に直接お話します。このブログは一般公開していますので、誰がググっているかわからないので。
ジモッピーと書いたのは、いい面・悪い面どちらにしてもここでの生活に馴染んできたのかな～？と思えるようになったから。
最近の事情。あるトラブルで生活に非常に支障をきたしているんだけど、そのトラブルは解決されないまま。そのトラブルは自分の努力では解決できないもの。
だから周りの人達にお願いするしかないんだけど、それが大変。
ジモッピーと書いたのはそのこと。自分で解決できないことは諦めるしかない。
日本では、ベトナム料理といえば、「フォー」とか「バインミー」などが頭に思い浮かぶ人も多いかと思いますが、麺料理でいえば、個人的には「フォー」は好きじゃない。
コシがある「フーティウ」に限る。これは人それぞれ。
これです。フーティウ。
この屋台が営業している限り毎日食べに来る。最高！！！！！
