7月10日(月)今回の旅の最終日
土曜と日曜の怒涛の2日間連続の結婚式が終わってサイゴンに帰る日です。
前日、Lさんから今日の予定を聞くと・・
「朝5時、ラオスに向けて出発、フエの世界遺産を見学し、20時50分フエ空港からサイゴンに帰ります」
そのLさんも他の親戚の人達も昨日の結婚式で飲みすぎて起きれず、出発が10時になってしまいました。この村はラオスとの国境近くにありますが、サイゴンへの帰りの時間を考えると、残念ながらラオスには行けないということになりました。
泊めていただいた家の御主人(右:65歳)に誘われてコーヒーを飲みに行きました。この御主人は元軍人で45歳で退役して、それから20年間近くでコーヒー屋を経営しています。
ベトナムコーヒー
抽出したコーヒーはものすごく濃い。これに氷を入れてアイスコーヒーにして飲む。
ベトナム戦争当時の刑務所跡
サイゴンから一緒に来た親戚夫妻
ラオス国境近くにある市場
親戚の家に寄って、昼から宴会が始まった。
ベトナムの宴会は、床にゴザをひいて、その上に料理を並べて車座になって食べる。
ちょっと昼寝した後、フエ市内に向かう。
ここはタイヤショップをしている親戚の家。色々な果物を出していただいたが、もう腹いっぱいで何も食べられない。
左が招待してくれたLさん
【世界遺産】フエの建造物群
19世紀初めから20世紀半ばまで栄えた、ベトナム最後の王朝国家、阮(グエン)朝の国都跡
左端が新婦
右から、Lさんの奥さん(内科医)、奥さんの妹(心臓外科医)、左がLさん
泊めていただいたNさん一家。
左からお父さん(65歳:ヘビースモーカー、退役軍人)
次女(10歳、将来、Nさんと同じように日本語を勉強したいと希望)
奥さん(47歳)
長女Nさん(20歳:家族と離れ、サイゴン市内の日本語学校で勉強している)
ポーズを取ってくれたのは、往路、8人乗りの高級車でフエ空港に迎えに来てくれた親戚。
右はLさんの父(60歳)、左はLさんの奥さんの妹のご主人
夜、フエ空港へ向かう前に、フエ市内の親戚の家で夜の宴会が始まった。恐るべし
フエ空港着
20時50分発の予定だったが、折り返し便の遅延によって出発が2時間遅れ、22時50分発となった。ホーチミン着は0時10分。
大学の門限は9時過ぎで、寮に入れないのでホテルを予約していた。深夜1時頃ホテルに着くと、チェックイン時間(深夜0時)を過ぎているのでドアが閉まっていた。面倒くさそうな顔でドアを開けてくれた。
こうして怒涛のベトナム中部旅行が終わった。この4日間飲みすぎ、食べ過ぎですっかり体調を壊してしまった。
Lさん(34歳、サイゴンにある日系企業で、CAD設計技師として働いている)は、ベトナム正月(テト)や、ベトナム戦争終結(南部開放日)など、節目節目で私を招待してくれる。Lさんが求職活動をしていた1年間、ボランティアで日本語を教えていただけなのに、今でも関係が続いている。
海外に移住して、現地の友人ができるのは実に嬉しい!これからも現地の人達との縁や繋がりを大切にしていきたい。