わんわんらっぱー

DIYやオーディオから社会問題までいろいろ書きます。

「選択と集中」金正恩総書記の元で北朝鮮は経済成長している。

2017-09-11 20:36:10 | 国際
 IWJ初沢亜利氏インタビューを見て驚いた。90年代の北朝鮮しか知らない私は、今でも飢餓に苦しんでいるのかと思ったら、平壌のみならず、地方都市もそこそこ経済状態が良くなっていた。平壌で携帯電話が普及しているというのはテレビで見たが、ここ数年で更に伸びたようだ。平壌では民間人がレクサスや高級車を乗り回し、地下鉄はそこそこモダンな作りになっている。もっとも、インフラ機器はロシア、電化品は中国からの輸入で賄っているようだ。
 とは言え、一般の人民の暮らしぶりは、90年代よりは良くなってはいるが、写真からも比較的苦しい様子が伺える。長距離を徒歩で歩く子供とか、荷押し車で市場に食べ物を運ぶ親子などもいる。一般人民の屋内写真撮影はどうやっても許可が下りない。
 驚くべきは電動自転車が地方都市でも増えている。中国製の電動自転車の輸入品だが、日本のような規制がないので、漕がなくても走る。いわゆる電動バイクである。
 国威発揚・外貨獲得のためのやっていたマスゲームも最近は止めたようだ。
 通常兵器への予算は削減して、水爆と大陸間弾道ミサイルを傾斜生産して、アメリカに対抗している金正恩総書記の手腕はなかなかにして上々なのかもしれない。


【イントロ】日本の報道には映らない北朝鮮の姿を伝えたい!岩上安身による写真家・初沢亜利氏インタビュー 2017.9.10

最後まで見る場合には会員になる必要あり。








隣人。 38度線の北
初沢亜利
徳間書店

トランプ政権で進む戦争の危機―新自由主義の世界的破綻・その解決はいかに
鎌倉孝夫
長周新聞社

最新の画像もっと見る

コメントを投稿