嫌われ松子の一生（上）

「嫌われ松子の一生（上）」山田宗樹
東京のアパートで松子は殺される。その甥がガールフレンドと共にアパートの片づけに行く。叔母に当たる松子がどのような人生だったのか興味を持っていく。
父の希望とおり地元の高校教師となったが、修学旅行時生徒の現金搾取の罪をかぶってしまい辞めることになる。その後、作家崩れの男と暮らし、その男の自殺、ソープへ働く事を考えるなど生活・人生が乱れていく・・・。
このような事が、現在と過去の話が交互に語られていくのである。
私はこの本を読んでいて腹が立ってしょうがなかった。なんで、盗難の捜査のとき一人で勝手に判断するのか、認めていないのに生徒が盗んだことにしてお金だけ返そうとしたり、しかも同僚の財布から勝手にお金を借りて（これは泥棒です）あげくの果てに自分が盗んだことになってしまうなど、なんで、上司・同僚と相談しながらやらないのか、おかしいだろそれなら疑われてもしょうがないだろ・・・といらいらしながら読んでいて気分が悪くなりました。下巻ではどのような波乱の人生となるのでしょうか。

手紙

「手紙」東野圭吾
弟の大学進学を心配するあまり、兄は強盗殺人の罪を犯してしまう。その兄から毎月刑務所から手紙が届くのである。弟は高校で白い目で見られ、なんとか卒業するが大学進学は諦めざるを得ない。しかし、就職も殺人犯の弟と言うことでことごとく断られてしまう。恋愛をしても相手の親から拒否されてしまうことになる。一度は諦めていた大学を通信教育という形から入り努力をし自分で道を開いていこうとする。しかし、世間や周りの人々からは犯罪者の家族ということで差別・拒否される。大学卒業後就職をし自分の境遇を分かってくれる娘と結婚し愛娘も生まれ幸せに暮らしていたが、あることから兄のことが分かってしまい、職場の配置変えがあったり、妻や娘にも危害が及ぶことになり、兄との絶縁を誓う・・・。
この作品は土曜日に一日で読んでしまいました。ひとつの犯罪が家族や周りに及ぼす影響を思い知った作品でした。「自分のことだから周りは関係ないじゃん」「親なんて関係ないじゃん」という若者が多いと思うが、そうでは無いよと作者は言いたいのでは無いでしょうか。重い題材ですが読み進むうちに引き込まれていき１日で読んでしまいました。

椿山課長の七日間

「椿山課長の七日間」浅田次郎
デパートで働く４６才の椿山課長は夜の接待の席上で倒れ死んでしまう。いわゆる過労死である。霊界では淫欲の罪となっており、また現世での心配事があり初七日まで別の身体で戻ることが出来ることになり、やくざの親分、小学校２年生の少年と共に現世へ。自分が死んだ後の状況・本音などを見聞きし真実を知ることになり納得して霊界へ戻ることになる。
あっと驚く新事実が出てきたり、やくざの親分・小学生の話などが絡んできてとても面白く、最後は浅田次郎お得意のほろっとくる場面で終わるのです。やはり浅田次郎は面白いです、次は「地下鉄（メトロ）に乗って」を読みたいです。

お昼はお好み焼き

昨日キャベツ等を買ったので、今日はお好み焼きを作ろうと決めていました。
具はキャベツ・ちくわ・揚げ玉・鶏肉です。先日使った粉の残り半分を使い卵も２個の豪華版です。具を混ぜ合わせフライパンへひき、その上に鶏肉の薄切りを並べます。これが結構分厚いのでふたをし蒸し焼き状態で焼きました。味はまずまずです、量が多くて苦しくて夕方になってもお腹が空かないほどでした。
夜に雨が降ったようで路面が濡れていましたが、今日もジョグができました。昨日と同じくゆっくりとスタートし、下りで滑らないように注意しながらすこしスピードを出して走れました。

お昼はうどん

今日は天気はまずまず、朝８時にジョグに出かけました。何も考えずにゆっくりスタートし箕面遊歩道ではミミのことを考えながら走っているといつの間にか箕面滝まで来てしまいました。あまり息も上がらず気持ちよく走れました。昼は買い物の後味噌煮込みうどんで具をたくさん入れました。溢れそうでしたが美味しかったです。

今日のスパ

ツナクリームソースにタマネギを入れたスパです。半分以上食べてしまってから気が付いて写真を撮りました。
帰りに胃腸科へ冬になると風邪でしょうか患者が多く待ち時間が長くなりいらいらです、また血圧が上がってしまいます。２週間後は年末・正月になってしまうので４週間分の薬をくれました。
夕方にメールが入ってきました。「ミミが永眠した」という連絡でした。病気になってからも頑張っていたのですが・・・手間のかからないいい子でした。

忘年会

今日は梅田で課の忘年会です。割鮮　吉在門（カッセン　キチザイモン）という当て字の店名でワープロで変換しづらい名前です。お品書きがあり期待しましたが、食べ物が出てくるのが遅く大したことのない料理でしたが、お酒を飲み進むうちにお腹が張ってきて焼き物や御飯を食べれなかったのが心残りです。帰りは地下鉄御堂筋線でしたが、電車の中が暑くて、お酒を飲んでいるため立っているのがしんどかった！コートまで着ているのに汗がだらだら流れてハンカチがびしょびしょです。立っているのが苦しくて何度途中下車しようか考えたほどでした。なんとか駅に着くと汗をかいた身体が急に冷えてきました。駅からは雨も多く降っていてやっと家までたどり着きました。やっぱり酒が弱いので抑え抑えて飲まなくては・・。

抽選補助券あと２枚

昼間は冷たい雨が降っていました。
帰りに途中下車し以前から気になっていた本を３冊買いました。すると抽選補助券を４枚くれました。よく見ると６枚で一回抽選が出来ると書いてあるのであと２枚必要です。５００円で一枚、抽選は１２／１６～１２／２４となってますので・・買い物するかな～？これで家にある未読の本は９冊になりました。ひひひー未読の本がたくさんあると嬉しくなるのは・・・変態？

味噌煮込みうどん

今朝は千葉からの出勤です。天気は今にも雨が降り出しそうな空で、強烈な冷え込みでは無いですが、日曜日に買ったコート代わりのウインドブレイカーがいい感じです。
大阪に着くと雨、冷たい雨でした。帰りも冷たい風の中、この上着が効いています。結構暖かいです、ただ、スーツ、ビジネスには合わないなーと思います。やはりかっこいいハーフコートがほしいな。バーゲンなどで安くてよい物が無いか気にかけて置こう。夜は味噌煮込みうどんで八丁味噌がおいしいんだ、これが。

仕事で竹橋

仕事で竹橋、保険関係の説明会でした。昼休みにお茶の水まで２０分歩き丸善で来年の手帳を買いました。急ぎ足でしたが結構歩いて行けるものです。

「終戦のローレライ４」福井晴敏
第３巻で艦を奪回した伊５０７乗組員は原爆投下のため飛び立とうとするB-29を阻止するためテニアン島へ向かう、そこにはたくさんのアメリカ軍が待ち構えている。必死で戦いすでに飛び立ってしまったB-29に砲撃し打ち落とすことに成功する。パウラと折笠を乗せたナーバルを切り離し撤退するが、伊５０７は途中で力尽き沈没してしまう。ナーバルは何とか日本にたどり着き終戦を迎える。その後折笠とパウラは・・・それはおたのしみ・・・。
なかなか重い題材であり文章も硬く、びっしりと書かれていて読むのに時間がかかりましたが、それだけに読み応えのある作品でした。