まる高のきまぐれブログ

単身生活のあれこれ、趣味の自転車・ジョギング、読書など・・・

嫌われ松子の一生(上)

2006年12月19日 | 読書
「嫌われ松子の一生(上)」山田宗樹
東京のアパートで松子は殺される。その甥がガールフレンドと共にアパートの片づけに行く。叔母に当たる松子がどのような人生だったのか興味を持っていく。
父の希望とおり地元の高校教師となったが、修学旅行時生徒の現金搾取の罪をかぶってしまい辞めることになる。その後、作家崩れの男と暮らし、その男の自殺、ソープへ働く事を考えるなど生活・人生が乱れていく・・・。
このような事が、現在と過去の話が交互に語られていくのである。
私はこの本を読んでいて腹が立ってしょうがなかった。なんで、盗難の捜査のとき一人で勝手に判断するのか、認めていないのに生徒が盗んだことにしてお金だけ返そうとしたり、しかも同僚の財布から勝手にお金を借りて(これは泥棒です)あげくの果てに自分が盗んだことになってしまうなど、なんで、上司・同僚と相談しながらやらないのか、おかしいだろそれなら疑われてもしょうがないだろ・・・といらいらしながら読んでいて気分が悪くなりました。下巻ではどのような波乱の人生となるのでしょうか。

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