J's日誌

中小企業診断士、経営管理修士(MBA)、事業再生士補、AFP。某NPO法人フットサル連盟副理事長。

口出し料込みの大盤振る舞いや

2009-07-30 21:00:00 | Weblog


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最近、実際にあった話。

地元の篤志家と呼ばれる、これまでも
地域にたくさんの寄付をしている方がいる。

最近も、ある施設の建設や、建物のライトアップに
ついて合計4,000万円もの寄付をしたそうで、地元
自治体では表彰をしたり、出来た施設にもその方の
寄付についてきちんと明記するなど、恩義に応えた。

これだけで終われば、単なる美談だ。
これだけで終わらないから、ブログのネタになるのだ。



その方は、完成した施設を見て、こう仰ったらしい。

この程度の施設を作るために、寄付したわけではない。
自分の寄付以外に資金調達をした話も、聞いていない。
はっきりいって落胆した。出した寄付金を返してほしい。


結局、4,000万円の寄付は自治体から当人に返還され、
そのお金は、難民支援のための別の団体(もちろん
地元の団体ではない)に寄付される方向だ、という。

そして、アテにしていた寄付金が消滅してしまったため、
地元自治体は急遽、補正予算を組まなければならなくなり、
その分、市民の税金が投入されることになったのだという。



何が問題だったのかは、正直言ってよく分からない。

地元自治体が篤志家にきちんと建設計画を説明しなかった
のかも知れないし、寄付金の使途について書面でお互いに
何か取り交わしていたのかどうかも、よく分からない。

出す側にも、受ける側にも何か行き違いがあったのだろうが、
非常にお粗末な話で、そのために税金が追加投入されると
いうのも市民感情からすれば納得しがたいところではないか。

ただ、自分は篤志家ではないので篤志家の気持ちは分からないが、
本当に器の大きい人だったら、後から細々と口を出すことはないだろう。




なかのひと


こういう話、留萌では結構多いんだよなー(-_-;
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