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このところ、宿題本がたまっていた。
新書などは読み出すと早く一気に読めるのだが、
ハードカバーは読み出すまでのハードルが高い。
たまたま、出張が続く中で時間も出来たりして
少しずつクリアできたので、その一部をご紹介。
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![]() | 太陽は動かない |
クリエーター情報なし | |
幻冬舎 |
これまでの吉田作品とは全然違う。
新エネルギーがテーマというあたり
真山仁「マグマ」を思い起こさせる。
![]() | マグマ (朝日文庫) |
クリエーター情報なし | |
朝日新聞社 |
本作は連載ものとして書かれたようで、
場面が目まぐるしく展開するあたりは
切り替えについていけなくなりそうだった。
ただ、最後の最後でやはり吉田修一らしさ
というか、構成力の妙と人間味が感じられる。
スケールも大きく428ページの大作、読み応え十分。
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![]() | (日本人) |
クリエーター情報なし | |
幻冬舎 |
橘玲氏も3.11を経て作風がやや変わった印象、
本作では橘流の日本人論を骨太に展開していく。
日本人は決して特殊な存在ではなく、例えばタイを
はじめとする東南アジアの農村社会では普遍的な
文化的背景や価値観に基づき意思決定しているのだと。
橋下大阪市長の「ハシズム」分析など、様々な観点から
日本人の特性を分析していて、381ページあるが読みやすい。
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![]() | 商店街はなぜ滅びるのか 社会・政治・経済史から探る再生の道 (光文社新書) |
クリエーター情報なし | |
光文社 |
著者はじめての単著ということだが、商店街の
形成から衰退までを丁寧に分析しており面白い。
コンビニという新業態の台頭、ロードサイド店の
急速な発展など、様々な環境変化によって商店街が
滅びていく様子は、この問題の複雑さを表している。
酒屋という商店の息子に生まれた著者であるが、過剰な
思い入れを持たず商店街自身の問題にも切り込んだ好著。
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どれもオススメです(-_-;
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