広島のお気に入りとひやかし日記

グルメではありませんが、おいしかったものの記録です。最近ツィッター利用でサボったりサボらなかったり。

包丁一閃 仕事人 @南区的場町

2013-05-07 | 居酒屋
的場町の「仕事人」再訪です。
前回の訪問時、お店の雰囲気がよくわからなかったので。
今回もギリギリ予約できたようなもんで、
次々予約の客が入れ替わってお店は常に満杯でした。

まずは生ビール、ハートランドです。

つきだしは貝の煮込み、トマトソース。なかなか美味しい。
お酒は数は多くないけど、一通り揃っている。
後から宝剣を頼みました。

前回、とてもお刺身がよかったので、やっぱり注文しないといかんでしょう。
でも「盛り合わせ」というものはないんだそうで、
その日入荷した魚から選べば適当にしてくださるとのこと。
いろいろ揃ってて、本当は全部食べてしまいたい…

が、厳選しないといかんわけで、鰺、サヨリ、鰹を。
この日の他のネタは夜鳴貝やコチ、鯖、しめ鯖、タコ、小鰯など。
生きの良い魚、つんとくるワサビ。
残ったツマはドレッシングを掛けて大根サラダへ変身。


ホタルイカは沖漬けもあったけど、卵とじを。700円。

細切りになったハチクや山菜もたっぷり。
相方が沖漬けに未練げでしたが、そんなに沢山は食べられないし。



焼なすび400円。とても甘かった。何もつけなくても美味しい。


この店の名物はどうやら串天。野菜が1本100円、魚類は200円前後。


きすと海老、新筍とアスパラをいただく。
海老が予想外、殻付きのままの海老とシソが一緒に揚げられていた。
きすは身が甘くてやわらかく、美味しかったな。藻塩で。


本日のオススメより、鯛頭酒蒸し、900円。

コラーゲンたっぷり、むっちむっちした身に脂もよくのっている立派な鯛だった。
なにより出汁がとても美味しくて、添えられたワカメでは足りずちょっと飲んじゃった。
塩分取りすぎだけどもったいなくて。


牛タン味噌煮込み、680円。

厚みのあるタンは、味噌味はそう濃くなく、口の中でほろほろと崩れるほど柔らかい。


牛ハラミ炒め、680円。

この店の不思議なところ、完全に和の食事処と思えるのに、
ぐっと洋っぽい味も提供してくる。これは中華に近いかな。
スナップエンドウ、玉葱、エリンギ、レタスでさっぱりと。

洋っぽいものでは、他に手作りハンバーグや手長だこガーリック、というものもありました。

残念ながらこの辺でお腹一杯になりご飯ものまでたどり着けなかった。
「本日の茶漬け」気になった。この店ならおむすびも美味しそう。
こないだ食べた天茶やおこわ、にゅーめんもあった。

二人でがっつり食べて9000円ちょっと。満足。

相方はお店の雰囲気に煩いんだけど、
店主も店員さんも良く働いていて、お店の雰囲気がとても落ちつく、
と珍しくべた褒め。だけど、タバコとお店の雰囲気に反する騒がしさ、
そしてうちから少し遠いのがネックかな~っとの印象。

このお店は自分の中の印象がまとまらなくてもう一度来てみたんですが、
上品そうな落ちついた老夫婦もいれば、同伴っぽい人もいたし、
この料理なら、流川とか八丁堀界隈だったら「和屋」とか「竹のした」とか
そういう感じの店だと思うんだけど、
このあたりのサラリーマンの憩いの場なのか、
「煮込みやみよし」とか「がっつり」に来てるような、
やたらタバコ吸うしわいわい騒いでうるさいグループが多い。
こういう店には珍しいぐらいタバコがガンガン吸えるところがいいのかしら。
それとも「まるびや」さん時代の常連さん系なのかしら。
それとも自分が行った2回だけたまたま煩かったのかしら。
美味しいからまた行きたいなと思う反面、タバコ苦手なんで悩む…