やきとり きょういち ＠中区薬研堀

薬研堀のセントラルゲート近くにある「やきとり きょういち」に行ってきました。白いちょうちんが目印。入り口に入るとずらりと並んだ酒の棚、カウンター10席ぐらいと奥にテーブル。木を主体とした内装、暖色系の明るめの照明。若い店主と女性の二人でやっている小さめな店です。

焼きは炭火。皮一本180円、つくね・もも・せせり220円など安くはないけど、肉は大きめ、しかも柔らかジューシーで美味しい。モモとせせりはジューシーさが、おやどりは逆に噛み応えがあって味が染み出る感じがまたよく、皮は好みのパリパリ系、つくねは軟骨入りのコリコリとした食感で薬味が効いていた。相方が食べたキモはかなり新鮮で臭みもなく美味しかったらしい。焼きは火がぎりぎり入ったくらいなので好みが分かれるかも。茄子は田楽仕上げで、分厚く切ってるので水けが逃げない。

付きだしは大根おろしのじゃこのせ。焼き鳥といっしょにぱりぱりのキャベツが皿いっぱいに提供され、おかわりOK。キャベツにかかるタレはポン酢系。ポテトサラダは角切りポテトを使っていて面白かった。タマネギ抜きだし、おいしかったけど、ちょっとマヨネーズ多め。そのあたり若者向けかしらん。

おあいそを告げると鳥スープを飲ませてくれる。これがまたおいしかったな。スープ茶づけってメニューはきっとこの出汁を使っているんだろう。他焼き鳥丼やおつまみ系、さらにはデザートまであり。そういうところも若者向けかな。角ハイボール380円、生ビール500円。二人で14本、角ハイ4杯などなどで5600円ちょい。かなりお腹いっぱい。

「きょういち」は店主の名前の模様。店名の表示の仕方からして店主は若いと予想してましたが、いや～久しぶりに自分の年齢というものを痛感した…　我ながら場違い。店主は若いのに妙に雰囲気ある人で、でも、おっかなそうだけど、ものごっつ黙々とマジメに焼いてました。というわけで真剣さに圧倒されて写真を撮らずに帰りました。きっと年月がたてばさらに風格が加わっていくんでしょう。なんかどんな店になっていくのか楽しみに思う、不思議な感覚でした。ま、年取ったってことか。

火鉄焼餃子 ほおずき＠中区三川町

今日は中区三川町の「ほおずき」でひさびさにしっかりご飯を食べてきました。６時の時点でカウンター４席を除いて満席。予約をとってよかった。ぎりぎりテーブル席に座れたようです。２時間近く厨房フル回転で大変そうでした。このお店、料理人１名ですからね…。客層は、普通のカップルや女性グループ、さらに家族連れあり、20台後半か30台前半ぐらいの野郎二人連れ、常連っぽいおばちゃんが独りでカウンターなど様々。…というかバラエティ富みすぎ。

本日の付きだしはゴーヤを出汁でさっと煮たものと、タコとワカメの酢の物。厨房が混みそうだったので、食べたい物は一気に注文した。

まずは「名物鉄板餃子(7個450円）」と「水餃子(660円)」が到着。
鉄板餃子は博多風の一口餃子。皮が薄くてパリパリ。酢醤油に好みで自家製一味か柚子胡椒を混ぜて食べる。どっちもおいしいんだけど、柚子胡椒のほうが好きかな。水餃子は皮が手作りなんだろな、プリプリとしている。こちらはまろやかな酢と普通の一味で。中身は海鮮だけじゃなく、蓮根のシャクシャクした食感がまた良し。水餃子には他に肉餃子がある。

本日のお勧めから「トウモロコシのかき揚げ(780円)」。
以前食べたのは、食べやすく半月型にしたのを揚げたものだったけど、今回はすべてバラバラになったものをかき揚げっぽく。甘くておいしかったけど、ちょっと油っこい。

大好物「具だくさんコブサラダ(780円)」、自分としては外せない定番。
カリカリに焼いた熱々ジャガイモとベーコンと海老、これにひんやりトマトやアボカド、ブロッコリー、赤インゲン豆にサニーレタス。さらっとかけたドレッシングとパルメサンチーズ。ホントおーいしーい！

本日のお勧めから「空豆とトコブシとアサリのタリオリーニ（980円)」、
出汁がよく出ていて、これまたおいしかった。パスタに使おうと考えたのは空豆が先かトコブシが先か、どちらにせよ、トコブシとアサリの出汁に空豆の香りと出汁が混じってちょうどいいバランス。ドライトマトがまた味を引き締めていて。このまったりとした出汁が平麺のタリオリーニによく絡む。良く考えてあるなぁ。これまた食べたい味。

最後は丸ごと桃のコンポート。前回食べておいしかったので再注文。
使ってるリキュールはもしかして日本酒なのかな？こないだは洋酒だったように思ったんだけど。一口ソルベが添えられている。

頼んだ飲み物はアサヒ熟撰550円、宝剣の純米500円、あらごし梅酒550円。かなり飲んで食べて二人で8150円。満員だったので、料理がでるスピードは遅かったけれど、話が弾む相手なら問題なし。すべてにおいて満足。

茂吉 （もきち しげきち） 2011.8 ＠福山市昭和町

新しい部署では出張がほぼないんですが、珍しくあった出張で福山に行って来ました。となると、以前、地元の食い道楽に連れてきていただいたおでん屋「茂吉」に行きたくなるわけで…。夏におでん？と思いつつ、一緒に行ったおいしいモノ好き同僚も賛同してくれたので、いそいそと。

場所は福山駅から結構歩くことになる昭和町（帰りはタクシーにしました）。店名の「茂吉」なんですが、本当は「しげきち」なんだそうです。でも、みなさん「もきち」と呼んでそれが通っているので、電話で伺ったときも「もきち」と名乗っていらっしゃいました。

店内はカウンターのみで10席ばかり。先客は常連と思しき２組。なんか慣れた感じでお酒と一緒につまんでいく感じがカッコイイな。


さっそくおでん注文。前回本当に感激したタコ、そして、たまご、スジ肉、里芋、大根、生ゆば、餅きんちゃく、レタスを。トマトがなくて残念～と思っていたら、レタスに付けてくださって嬉しかった。同僚が頼んだわかめ、いわしつみれ、鳥つくね、蓮根もいただき。自家製浅利豆腐がなくて残念（前回訪れたときは牡蠣豆腐だった）。提供には柚子が一かけ。これも変わらない。出汁の香りがぐっと引き立つ感じ。タコはしっかり味が浸みているのにやわらかくておいしかった。生ゆばもいいんだよね。そしてレタスもシャクシャクとした不思議な食感でこれまたおいしく、トマトがねーーー合うんですよ、出汁と。同僚が頼んだいわしつみれと鶏つくねもおいしかった。後悔してるのは、間違って餅きんちゃくを頼んでしまったこと。いや、おいしかったんですけど、ここで食べるなら野菜きんちゃくの方でしょう。だって宝袋みたいにいろいろでてくるんだもん。同僚に勧めて食べてもらいました。好評。


〆はじゃこめし。もう入らないと思ってたのに、同僚の元に来たものを見て誘惑に負けた。じゃこと青葉の香りがたまらない。これまた出汁がおいしいアサリの味噌汁とよく漬かった自家製の漬け物もついてる。

お酒は日本酒は純米酒か純米吟醸しか置いてないんでは？　賀茂金秀を冷やでいただきました。同僚は生ビールと梅酒。ほんと食べ過ぎ～でしたけど、大満足でした。こんなに美味しくてお腹いっぱいで二人で8900円て、安い。朝ゆるゆるだったスカートをパツパツにしてホテルに戻りました。常連が次々と来店して、夏でも関係なく、地元に定着したお店なんだなと思います。次に行く機会がいつかわからないけれど、次も間違いなく行きます。

本格焼肉 ほんまもん 胡町店 & 炭火焼肉 旨味 ＠中区胡町＆八丁堀

相方の焼肉が食べたいリクエストに応え、２週連続行ってきました。行ってみて知ったんですが、このどちらも「肉のはなおか」直営店だったので合わせて記録。写真は後者の「炭火焼肉 旨味」の方。

8月12日に行ったのは「本格焼肉 ほんまもん 胡町店」。電車通りで胡町郵便局の向かい側。１階は受付と厨房のみで、階段を上って２階、３階と席があります。ちょっと狭いビルなのかな。店内は黒でシックに統一。靴を脱いであがります。大人数対応のテーブル席から、カップルが並んでまたは一人で食べられる席まで。私たちが案内されたのはカップルシートで窓に向いていたので（といっても景色は特に印象にない）、独りでもいけるかなーと思ったり。

コンロはガス。煙はよく吸い取られるけど、やっぱり多少は匂いが付きます。牛塩タン1040円、牛カルビ1029円、炎のカルビ787円（薄切りにしたカルビ肉。イマイチ）、牛ハラミ819円、牛ホホ肉714円(薄切りの肉、ちょっと固い）、上ホルモン819円、豚上ロース714円。生ビール中が525円、ジーマ578円。タレは特製白ダレと醤油だれ。私はチョットもの足りない感じ。（お金持ちじゃないんで）高い肉は頼んでなくて、お腹いっぱいまで食べて10,920円。印象としてはちょっと高い。お店お勧めの「溶岩挟み焼き」はでてこなかったのは、そういうメニューを頼まなかったからかな。自分たちは割と小食で元が取れないので食べ飲み放題にしなかったんだけど、お腹の満足度からすれば元が取れてたかもしれない。接客は良かった。

21日に行ったのは「炭火焼肉 旨味」。八丁堀交差点から白島線に沿って少し北上した場所にある。ここはお店の看板に「肉のはなおか直営店」と書いてある。実はメニュー表の裏を見て初めて「ほんまもん」が姉妹店と知りました。店舗はおそらく１階のみ、入ってすぐがボックス席、店の奥にも他に席がある模様。こちらも黒で統一された店内だけど、「ほんまもん」に比べ庶民的。靴も脱がないし。客層も家族連れが多いような。食べ放題が2380円からと安いからなのかな。以前一度伺ったら予約でいっぱい、今回もぎりぎりOKだった模様。コンロはもちろん炭火。煙は吸いきれないところもあり、しかたないかと。

注文は単品ですることにしました。牛塩タン880円、牛カルビ750円、炎のカルビ680円、牛ハラミ680円、牛ホホ肉580円、牛ロース880円、豚ロース420円、豚カルビ400円。生ビールが520円、酎ハイ400円。牛カルビ、ハラミ、ロースはお肉一切れ一切れがかなり分厚くて、食べ応えがあった。肉質もよかった。タレはいかにも焼肉のタレ的なのが２種。味も気に入った。肉に厚みがあったのでお腹いっぱいというよりもう限界まで食べた状況になったけど8140円。改めて比較してみると一皿一皿もこちらのほうが安いし、肉に厚みがあると思う。「ほんまもん」はお上品な感じ。相方は薄い肉が好きなので「ほんまもん」の方がいいというけれど、私は「旨味」のほうが好き。

キハチカフェ＠福屋八丁堀店２Ｆ

今日は友達と何年かぶりに対面したので、とりあえずお茶をと
福屋八丁堀店２階の「キハチカフェ」に入りました。
混んでたけど、５分ほど待ったら入れた。


頼んだのは「グレープフルーツティー」値段は失念。
グレープフルーツの薄切りと果汁が入っている。
申し訳ないけど味は普通だったな…。
友達が頼んだのは「シトラス・スパーク」840円。
こちらは美味しいと言ってました。

しゃべってるうちにお腹がすいてきたので、「小海老とオリーブのジェノバスパゲッティ」を注文。1470円。

当たり前だけどバシルの香りが口いっぱいに。
海老、ブラックオリーブ、プチトマト、ケッパー、松の実に、パルメザンチーズ。
パスタは生麺かな、もちもち。具だくさんで満足。
ペースト作るのに絶対必要だからしょうがないんだけど、ちょっとオイリー、
でも美味しかった。食後にいただいたコーヒーもいい味だった。
キハチカフェは雰囲気高級なだけに高いな～。アフタヌーンティもだけど。