広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

精算機表示/崖下の窓 その後

2020-01-16 00:32:53 | 秋田のいろいろ
以前の記事のその後2題を簡単に。
まず、先日取り上げたばかり(この記事後半)の、秋田駅ののりこし精算機(自動精算機)の表示。
よほど使う人が少なく、よほど使ってもらいたいようで、壁などに「こちらコチラコチラコチラ」と紙が張られていた。

先週1週間は改札内に入っていない状態で、前の記事をアップしてしまったのだが、その間にさらに表示が増えていた。
下に追加
前からある3枚の大きな紙の下に、追加された。
「精算所が混雑しているときは 自動精算機も併せてご利用ください」
自動精算機で処理できるきっぷとできないものを例示しているのは、不慣れな人には親切ではある。パソコン作成と思われるが、定期券(羽後本荘-羽後牛島、1か月、高校生、一般クレジット決済)や磁気情報なしの乗車証明書(追分駅発行)など、細部までなかなかリアルに再現されている。

「精算所が混雑しているときは 自動精算機も併せてご利用ください」は、ほんとうは「自動精算機で使えるものを持っている人は、精算所に並ばずに精算機を使ってください」がホンネだろう。実際に、そのほうが客も駅もいいだろう。

繰り返しになるけれど、そんなに自動精算機を使わせたいのなら、例示されている追分駅などの乗車証明書発行機も磁気情報入りにすればいいのに。
あと、未確認だけど、磁気入り乗車証明書を出せる駅では、その駅に「秋田駅中央改札口から出場するお客さまは、自動精算機をご利用ください」と掲示を出したり、車内や列車到着時の秋田駅構内で放送するとか、そのぐらいやってもいいのでは?
2023年秋頃に新しい精算機に更新されると、磁気情報のない白い乗車駅証明書も精算できるようになった。



昨年秋に取り上げた“崖下の研究室”こと「秋田県成人病医療センター研究室」のその後。
その存在意義、設置者が解散しているのに空き家で残っていることなど分からないことだらけだったが、気になっていたのが道路から近い側面の窓が開けっ放しになっていたこと。
(再掲)右面1階のいちばん手前
動物や部外者が容易に入ることができてしまうし、これからの時期は落ち葉や雪が吹きこんでしまう。汚れるだけでなく、不審火とか老朽化を助長し、近隣住民の迷惑や建物価値の低下になりかねないと思われ、前を通るだけの者ながら何とかならないか(というか窓を閉めればいい話)と思っていた。

道からすぐだけど、敷地内へ立ち入って閉めるのはするべきではない。犯罪防止という点では警察が相談に乗ってくれるかもとか考えた。
でも、崖の上の医療センター本体は秋田県が引き継いでいる。この研究室についても、秋田県庁が何かしらのコネクションや情報を保有していると考え、秋田県の広聴部門へ「こういう状況で気になります。県で対応できるのであれば、閉めてもらえませんか」とメールしてみた。

ところが、閉まる気配はないし、県から返信などアクションもない。どうなっているのかと思いつつ、11月に入ると…
ええっ??
逆光で見えづらいが、従来からの手前に加え、いちばん奥の窓も開けっ放しにされた!!!

建物の他の部分で変化や作業は行われていないと思われ、この窓が開いただけの変化。
これから落ち葉と風雪のシーズンになるというのにどういうことなんだろう。開ける必要性が分からない。
県へ送ったメールを受けて、こうなったのだとすれば、要望と正反対の方向性。何か「開けて文句あるか!」と意趣返しされたのではないかとさえ、思ってしまった。

さらに1か月ほど経った頃には、
やっとすべての窓が閉まった(写真左端に「~研究室」の表札が残っている)
これで安心だけど、何があったのだろう。
メールを送ったことで閉まるに至ったのか、単なる偶然に閉まるべくして閉まったのかさえ、分からない。それ以前に、メールを読んでもらえたのかさえ、不明だ。
消滅した組織名の表示を出したままで誰が所有管理しているか分からない管理体制が疑問だし、返事さえよこさない秋田県庁の対応もおかしい。
閉められないにしても、「県の管理下にはないため、こちらで対応はできません」とかでいいのだから、返事をするというのが、普通だと思う(それもできないほど多忙とかいうのなら、それはそれで問題だ)し、そうしてもらえればある程度は納得でき、「くだらないことで手数をかけてしまったな」と思ったことだろう。
新たに窓が開いて、2か月ほど経ってから閉まるという謎の経緯で、連絡もないでは、秋田県庁には不信感しか抱けない。これで「広聴」部門なんだろうか。

続きはこの記事中ほど
コメント (2)
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