だるまさんが3つ
このだるまさん達がいらっしゃる場所は?
(再掲)ぐるるの車内!
先日新たな姿に変わった、秋田市中心市街地循環バス「ぐるる」の2台の専用車両のお披露目の際、「834」の車内も公開されていた(たぶん)。「バスまつり」と同じ形だが、他に誰もいなかったので、じっくり観察することができたので、そこでの発見。
そう言われれば、以前からだるまの存在には気づいていた。
だるまは車内のどこにいるかというと、運転席の前方上部、行き先表示機の確認窓付近。シール式のだるまさんが貼られている。
運賃表示器の右上
だるまには「交通安全 厄除大師 深大寺」とある。
深大寺(じんだいじ)は東京都調布市にある天台宗の寺院。3月に日本三大だるま市である「深大寺だるま市」が開かれる。
ネットで調べると、このだるまステッカーは「開運シール」と言い、お寺で1枚500円で頒布しているとか。(小さいだるまさんもあって3枚500円?)
その開運シールは、お寺周辺が運行エリアである京王バスや小田急バスの車両に貼ってあることがあるそうだ。(全国的に地元の神社仏閣の交通安全のお守りを車内で見られる例がある)
ぐるるに使われている寸詰まりエルガミオは小田急の中古。小田急時代は、深大寺に近い吉祥寺営業所に配置されていたそうなので、その当時に貼られたのだろう。
中央交通に引き渡すに当たって、特に邪魔ではないし、だるまさんを剥がしてしまうのは気が引けることもあってそのまま残され、引き続き秋田でも安全運転を見守ることになったのだろうか。
なお、ぐるるのもう1台の「835」には、ほぼ同じ位置に【16日訂正】もっと左側・車体幅のほぼ中央で、運賃表示器と若干重なる位置に、1枚だけ貼られていた。834にはなんで3枚=1500円分も貼ってあるのだろう。
そんなわけで、他の小田急中古のバスにもだるまさんが貼ってある可能性がある。【2024年1月25日追記・実際に存在する。リアウィンドウに外向きに貼った車もあったはず。2023年に移籍して復刻塗装となった1595号車では、前方向幕裏(ただし834号車と位置や配置は異なる)に3枚貼付。】
こんなふうに、他社へ譲渡されたバスの車内には、以前の所有者を偲ばせるものが残っていることがある。834では他にも、
側面行き先表示裏(ロングシート部分)の「シルバーシート」と携帯禁止マーク
「地球環境保護のためアイドリングストップ推進中」シール
ポスタータイプの広告を掲示するクリップ
「有料広告・DIK」と03から始まる電話番号が記載されている。
調べると、「第一弘報社」という交通広告主体の広告代理店のことだった。中央交通の広告もここで受け付けてくれるのでしょうか?
運転席側最前列の席(タイヤの上)前方に注意書きが3つ
下左の「この座席は高いため~」は小田急当時からのもの。
下右の「~バスがとまってから~」はその名の通り、秋田県バス協会が最近作ったもの。
上は日本バス協会名義の「~バス停に着いてから~」。これは同じものが数年前に全国各地のバスで貼られているので、いつ誰が貼ったかは分からない。ただ、中央交通では「バス停に着いてから」を剥がして「バスがとまってから」に貼り替えていることが多く、共存しているのは珍しい。
運転席にも。
「安全確保・事故防止 閉めてから発車 止つてから開く 完全励行」
ずいぶん古臭いステッカーだ。(この車両は1999年製)
※車内について続きの記事
ところで、またまた小田急中古と思しきノンステップ大型バス・いすゞエルガが増えた。
「か10-04」
イオンモールシャトルだったので、所属営業所は不明。【8月19日追記】いただいたコメントによれば、秋田営業所配置とのこと。
これでノンステップバスは23台(うち20台が小田急中古)。うち大型は5台(いずれも小田急中古。エルガは4台)になった。
あと、三平バスがまた1台緑色になった(以前の記事)。エルガミオの「139」。路線用ではおそらく4台目。
このだるまさん達がいらっしゃる場所は?
(再掲)ぐるるの車内!
先日新たな姿に変わった、秋田市中心市街地循環バス「ぐるる」の2台の専用車両のお披露目の際、「834」の車内も公開されていた(たぶん)。「バスまつり」と同じ形だが、他に誰もいなかったので、じっくり観察することができたので、そこでの発見。
そう言われれば、以前からだるまの存在には気づいていた。
だるまは車内のどこにいるかというと、運転席の前方上部、行き先表示機の確認窓付近。シール式のだるまさんが貼られている。
運賃表示器の右上
だるまには「交通安全 厄除大師 深大寺」とある。
深大寺(じんだいじ)は東京都調布市にある天台宗の寺院。3月に日本三大だるま市である「深大寺だるま市」が開かれる。
ネットで調べると、このだるまステッカーは「開運シール」と言い、お寺で1枚500円で頒布しているとか。(小さいだるまさんもあって3枚500円?)
その開運シールは、お寺周辺が運行エリアである京王バスや小田急バスの車両に貼ってあることがあるそうだ。(全国的に地元の神社仏閣の交通安全のお守りを車内で見られる例がある)
ぐるるに使われている寸詰まりエルガミオは小田急の中古。小田急時代は、深大寺に近い吉祥寺営業所に配置されていたそうなので、その当時に貼られたのだろう。
中央交通に引き渡すに当たって、特に邪魔ではないし、だるまさんを剥がしてしまうのは気が引けることもあってそのまま残され、引き続き秋田でも安全運転を見守ることになったのだろうか。
なお、ぐるるのもう1台の「835」には、
そんなわけで、他の小田急中古のバスにもだるまさんが貼ってある可能性がある。【2024年1月25日追記・実際に存在する。リアウィンドウに外向きに貼った車もあったはず。2023年に移籍して復刻塗装となった1595号車では、前方向幕裏(ただし834号車と位置や配置は異なる)に3枚貼付。】
こんなふうに、他社へ譲渡されたバスの車内には、以前の所有者を偲ばせるものが残っていることがある。834では他にも、
側面行き先表示裏(ロングシート部分)の「シルバーシート」と携帯禁止マーク
「地球環境保護のためアイドリングストップ推進中」シール
ポスタータイプの広告を掲示するクリップ
「有料広告・DIK」と03から始まる電話番号が記載されている。
調べると、「第一弘報社」という交通広告主体の広告代理店のことだった。中央交通の広告もここで受け付けてくれるのでしょうか?
運転席側最前列の席(タイヤの上)前方に注意書きが3つ
下左の「この座席は高いため~」は小田急当時からのもの。
下右の「~バスがとまってから~」はその名の通り、秋田県バス協会が最近作ったもの。
上は日本バス協会名義の「~バス停に着いてから~」。これは同じものが数年前に全国各地のバスで貼られているので、いつ誰が貼ったかは分からない。ただ、中央交通では「バス停に着いてから」を剥がして「バスがとまってから」に貼り替えていることが多く、共存しているのは珍しい。
運転席にも。
「安全確保・事故防止 閉めてから発車 止つてから開く 完全励行」
ずいぶん古臭いステッカーだ。(この車両は1999年製)
※車内について続きの記事
ところで、またまた小田急中古と思しきノンステップ大型バス・いすゞエルガが増えた。
「か10-04」
イオンモールシャトルだったので、所属営業所は不明。【8月19日追記】いただいたコメントによれば、秋田営業所配置とのこと。
これでノンステップバスは23台(うち20台が小田急中古)。うち大型は5台(いずれも小田急中古。エルガは4台)になった。
あと、三平バスがまた1台緑色になった(以前の記事)。エルガミオの「139」。路線用ではおそらく4台目。
狭い通りにあの車体は恐ろしく巨大に見えました(笑)
市営上がりは回数券の案内や花のある秋田市とかいうシールが残ってましたね。
かなり古い市営上がり車には三吉神社のが貼ってましたが、あれは市営として問題なかったのでしょうか?
昔の初詣バスのよしみ、ならいいのかな?
うるさいとこは宗教色が出るとうるさいです。
これが靖国とかならなおさら…
街中で塗装のピカピカなエルガミオを見て「お、新車か?」と思ったらナンバー見たら元三平だった、という事がよくあります。
いずれは全車こうなってしまうのでしょうか…寂しいですね。
それにしてもエルガは横長ですね。画像を横に引き伸ばしたんじゃないかってくらい。
エアロスターと同じく、臨海配置のエルガは土崎方面も走っているようですね。
大型は以前から走っていますが、ノンステップとなるとスケール感がまた違うものです。
>FMENさん
中央交通の最近の新車は、オリジナルのステッカー類はまったくないのではないでしょうか。買ってそのまんまという感じで。
市営バスのお守りは、あくまで乗務員個人で持ち込んだもの、と解釈もできますが、それはそれで公有財産の私物化になってしまうでしょうか。
まあ、安全運転への決意の現れとして、大目に見るべきでしょうね。
>satsさん
日野レインボーの三平バスはまだ1台も手が付けられていないようですが、いずれは緑になるのでしょう。
以前、エアロスターを上の写真と同じ場所・アングルで掲載しましたが、やっぱりどちらも平べったく見えるものです。特にエルガミオばかり見ている者としては。
これがノンステップ大型バスなんですねぇ。
秋田に戻ってきてからも大半が元小田急バスになっていたのでびっくりしてしまいましたが。。
三平バスも走り出して10年以上になったので車体更新するのはわかるんですけどね…
10月からはデスティネーションキャンペーンも始まるわけですので、せっかく秋田を象徴したバスなので更新後も三平を残しておいてほしいものです。
帰ってきてから思いましたが、秋田で走っているバスは車体状態がとても悪いと感じます。(冬場の融雪剤が関係しているかもしれませんが)
もう10年もすれば、全部が元小田急車になっていそうな気さえしてしまいます。
三平バスの外が緑になっても、座席は三平柄のままです。なんとも中途半端で、事情を知らない人は謎のバスになってしまいそうです。
車体の状態は、融雪剤もあると思いますが、秋田市以上の積雪地を走る羽後交通や弘南バスは、古くてもきれいな車両が多い印象です。
中央交通の整備の方針とか技術によるところが大きいような気がしています。つぎはぎ状の補修などみっともないです。
他にも路線車や貸切車も使われていて、その中の一台でした。
男鹿所属という訳じゃ無くフェスタ輸送用の貸し出しだと思いますが。
移籍したての車両に乗る事が出来て貴重な体験が出来ました。
椅子はやはり小田急ノンステ独特の硬さでしたが…。
まだ路線には入れずに、イオンや海フェスタのシャトル便専用車的に使っているのかもしれません。
小田急から来たエルガミオの一部はシートを張り替えた車もありますが、エルガは最後列以外(?)は青緑のオリジナルみたいですね。
エルガの「989」は新屋線で運用されていました。もうダイヤ1本分早く行動していれば、乗れたのですが…
男鹿営業所といえば、1番違いの「10-03」というエアロミディが配置されたとか。
LEDでなく方向幕で、神奈川中央交通の中古らしく、最近ではちょっと珍しい車でしょうか。
ブログ楽しみに拝見しております。
三平バスですが、月曜日に、か・121が緑色になっていたのを見ました。
他の4台と違い、後ろに「アイドリングストップバス」の
白いステッカーがありませんでした。
また1台ですか。ということは、三平バスの3分の1が緑になり、残るは10台ということになるでしょうか。
そういえば、4番目に緑になった「139」は正面の緑の帯が、他の車より太いんですね。タイミングが合わなくて写真は撮れませんが。
「アイドリングストップ」の有無も合わせてマイナーチェンジか、はたまた気まぐれなのでしょうか?