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広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

なぜここにリンゴの木?

2025-05-06 23:20:50 | 秋田の季節・風景
ソメイヨシノが終わって、八重桜が満開の秋田市。この頃に咲くのが、
リンゴの花
これは住宅街・泉地区の遊歩道「ハミングロード」【2009年5月7日の記事】のリンゴ。地域住民や市立泉小学校児童が育てている。
10本あるかどうかだが、複数の品種がある(=受粉に好都合)。30年以上経過し、更新時期に来ているようで、一部は新しい木に替わっている。
左が泉小
上の写真手前には、王林の苗木が植えられていた。


市内の違う場所でも、咲いていた。
数週間おきぐらいに通る場所だが、先日、花が咲いているのを見付けて、初めて存在を知った。今までは花の時期には通りかからず、気付けなかったようだ(葉で気付くようになりたい)。



リンゴはつぼみのほうがピンク色が強い。品種によっても違うが、開花すると花弁が白くなる。
「ヒメリンゴ」と呼ばれるものの可能性もあるが、この状態で区別はできないのではないだろうか。そもそも、大きなリンゴとの違いは(果実の大きさ以外)あまりないはず。
あまり大きくない木
この木がある場所は、秋田市中心市街地の商店街・通町(所在地は保戸野通町)。東側の県道233号部分。
若干、曲がっている
↑左奥は、鮮魚・惣菜がメインの地元のスーパーマーケット的商店「せきや」。

ツツジとともに植栽スペースに植えられ、あたかも街路樹のような見た目だが、この1本しかない。
反対・東方向。左手前の照明の向こうにリンゴがある
30年近く前にこの道路が整備された時は、ツツジとナナカマドが植えられた。しかし、秋田市街地のナナカマドは、気候変動のせいなのか、枯れるものが多く【2024年12月1日の記事】、通町のナナカマドも、ほとんどなくなってしまった。→通町のナナカマドについて2025年5月15日の記事

なぜここにリンゴが1本だけ?
Googleマップストリートビュー最古の2012年10月の画像
上部をカットしたナナカマドの幹らしきものを添え木にして、胸の高さくらいのリンゴの若木が植えられていた。
ナナカマドが枯れ、寂しくなったのを見かねた近所の人あたりが、苗木を買って、跡に植えたのだろう。

少なくとも10年以上経過して、順調に生育できているようだ。
ただ、ハミングロードのリンゴはプロ農家顔負けの本格的な手入れがされているのに対し、こちらはそれほどではないようで、放任と思われる樹形。
また、リンゴは「赤星病」など病気になりやすい。趣味で栽培する分には、葉の見た目が悪くなる程度で、致命的ではないと思うが。そして、リンゴは1本(1品種)だけだと、果実ができにくい(人工授粉が必要)。その辺りにどう対応しているのか。要観察。

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