田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

鰹節削り

2014年04月14日 | 日記
 昔はどこの家にもあった鰹節削り器だが、今は珍しい昭和の道具であろう。我が家にはこの鰹節削り器がある。しかし、削られる鰹節がない。今から十年ほど前、鰹節を求めに乾物屋へ行ったが、値段の高さに驚き買わなかった。スーパーに行けば、きれいに削った花かつおが袋詰めされているから、強いて必要とはしない物の一つだ。

 昨晩夕食時、妻が「お店にね、高齢の奥様がいらっしゃって、旦那さんが鰹節削り器の刃を両刃にしちゃったって言われるのよ。そいで、修理ができるかって尋ねられるのだけど、素人が研ぐだけで両刃になっちゃうのかしら?。」と難問を投げかけてきた。昔、私は包丁研ぎを極めようとしたが、極めるどころか、研いだ包丁の切れ味は、研ぐ前と変らず、我にはその才能なしとあきらめた過去がある。

 さらに、鰹節削りや鰹節には思い出がある。材木屋を営んでいた我が家に、季節は忘れたが、鰹節の行商が来た。大きなリュックの鰹節をかついで売りに来た。とてもよく切れるナイフで、鰹節をサックリ サックリと削り、味見をさせてくれた。我が家はそれを十本単位で買い求めた。

 行商人は山奥のを売り歩き、残った鰹節を我が家で買い叩かれて帰った。完売した行商人の方が商売上手だと思うが、買い叩いて買った鰹節から、使い始めるのであった。

 鰹節を削るのは私の仕事であった。いろいろ試したが、行商人がナイフで削るようには決して削れなかった。我が家は、お大工さんの出入りが多かったから、刃物類はいつも研がれていた。鰹節削り器の刃も研がれていたであろう。しかし、鰹節削り器の引き出しを開けると、粉のように削られた鰹節が溜まっていた。出汁をとるだけだからそれでも良かったかもしれず、母は何も言わなかった。こんな話を妻にした。妻は「うん、お父さんが削っていたけど、きれいに削っていたと思うけどなぁ・・・・。」

 で、少々贅沢だけど鰹節を買うことにした。さっそくアマゾンで調べたら、安いのだと1本千円ちょっとだった。そっそく試し切りならぬ、試し削りしてみようと思うと、少し楽しくなった。

虫垂は無用の長物にあらず

2014年04月13日 | 日記
 虫垂は免疫にかかわるナントカで、必要な臓器らしいですねぇ。昔は『盲腸炎』と言われ、盲腸は虫垂のことであり、虫垂は無駄な臓器だと言われていました。ついでの手術で切除したり、未開の土地の探検などに行く場合は、切除が条件だと聞いてました。

 同じように扁桃腺も、切除しても良いと言われていましたね。私は子供の頃熱を出しやすい子供で、ずいぶん家族を困らせました。原因は扁桃腺だから、切ってもらおう、などと言われ、ずいぶん怖い思いをしました。必死に抵抗し、切ることは無く、いまだに扁桃腺はあるはずですが、この臓器は何の働きをするのでしたっけね。

 ところで、親知らずはなぜおそがけに生えてくるのでしょう。昔の人は硬い物ばかりを食べざるをえなく、きっと歯は磨り減ったことでしょう。食べられなくなったら死を意味しますから、親知らずは、きっと磨り減った歯の代用だったのかもしれません。ところで南極に行く人は、親知らずの抜歯が条件だと聞きました。現代では、歯が磨り減るなんて、あまり聞きませんね。

 人の体には無駄な物はありませんね~。いまさらながら感心します。大切にします。特に心配になった頭髪もいたわりますぅ・・・。

仕事の終わり

2014年04月12日 | 仕事
 今の仕事、昨年の暮れに、社長から打診された。私は、仕事は断わらないスタンスである。昨年から、母の状態を考えたこと、若干ブラック企業の臭いがしていた塾の講師を辞めたことで、時間に余裕ができたが、体力と知力の衰えがある。自ら営業をしてまでの受注は無理になった。

 受注の条件は2ヶ月で納める予定だった。母の状態が不安で、走るだけ走り、チーフには、母がもしもの時は、数日は仕事ができぬことを伝えておいた。世の中は不思議なものだ。チーフの父上が3月の初旬にお亡くなりなった。年末に倒れ、闘病生活だったそうだ。だから、なかなかチームに加われなかったのであろう。チーフも辛かったであろう。

 年末に倒れ3月のお葬式、そして80台後半なら、先日のT先生と同じだ。チーフとT先生は会社で重なっていると思う。こんど食事でもしようと思うが、酒好きらしいし、通勤は車だそうだから、昼飯でも食べようと思っている。
 さて、もう少し頑張ろう。

悪質な保険勧誘電話に怒り

2014年04月11日 | 日記
 一ヶ月遅れの仕事もそろそろ終盤の午前中、気持よくマウスを走らせていた。自宅電話が騒がしい。こんな時間の電話は、不埒な電話営業だろうと予想した。勘は当たり、米国資本の保険営業であった。私は二十代の頃から、団体加盟のガン保険に入っている。掛け金が安く、お守りとして加入するには、もってこいだった。その後会社を離れ、特約を付けて、今に至っている。

 近頃、TVに流れる保険のCMを見るにつれ、いったいこの保険会社は、CMにいくら使っているか疑問に思う。CM代金の有名な話では、化粧品価格に占める、CM用のギャラは8割と言われている。近頃化粧品のCMが少ないのは、利益率が悪いのであろう。それに比べて、保険のCMは多すぎる。保険営業の利益率は、預かり金の運用にかかっているが、今の社会情勢で、利益率が良いとは考えにくい。ならば、預かり金を出し渋っているのではないかと、疑いを強くしているのである。

 電話は中年女性で、一方的な営業トークで怒りを増長させる。電話をどこからかけているかを問いただせば、しぶしぶ答えたのが、なんと我が家から数百キロ離れた場所からの電話であった。話口調は、小ばかにしたような態度で、テレフォンアポインターの腰の低さは皆無、もしかしたら、私の契約書が流れているのではと、恐れを感じた。話を合わせたようにして、電話番号を知ったいきさつを聞きだした。

 私が、情報の流出を疑った、そのあたりから、電話を切りたがる態度に変った。何をしたかと予想するに、電話のマイクに、ストラップのジャラジャラした金属のような物をこすりつけたような雑音が始まった。さすが保険代理店の考えそうな手法だ。だからオイラは信用しないのだ。ったく!。プンプン!!

春爛漫

2014年04月10日 | 日記
 我が家の猫の額ほどの庭ですが、春爛漫です。すっかり弱ってしまった桜ですが、花を咲かせました。手入れが下手ですので、フリージアは年々球根が小さくなり、比例して背も低くなりました。モミジの葉が開き始めました。まるで花のようです。ネギぼうずは花ですよね、違うかな。庭は良い香りが漂っています。